ピコグリル398/760とは?マニア垂涎の魅力を大調査!自作もできるって本当?

たき火台にくべるための薪を成形します。薪をカットする際には薪割り用のナイフなどでカットしましょう。ナイフは折り畳み式のものではなく、グリップと刃の部分が一体になっているシースナイフがおすすめです。

折り畳み式のナイフは、薪割りで力を入れた際にナイフの可動部、グリップと刃の結合部分に強いテンションがかかるので、最悪割れてしまう可能性があり大変危険です。薪割りに適したナイフを用意してたき火に臨みましょう。

③薪に着火する

天然素材の松ぼっくりや松の葉などを使ってもよいですが、やはり市販の着火剤などを使用したほうが手っ取り早いです。せっかくピコグリルで時間を節約できるので、着火でも楽をしてしまいましょう。

④たき火を楽しむ

あとはたき火を存分に楽しむだけです。ピコグリルはデザイン状、たき火スペースがオープンになっているため、たき火を覆う面がほとんどありません。薪が勢いよく燃え盛っている様子を余すことな鑑賞することができるので臨場感は抜群。360度どこからでも迫力のたき火を楽しむことができます。

焚火のやり方はこちらでチェック!

BBQで使ってみる

スピナーは五徳として使うことも、そのまま串として使うことも可能。網の上で肉などの食材を焼きつつ、串焼きを楽しむこともできます。

鍋を乗せてみる

一見するとシンプルで少し頼りない印象を受けがちなデザインですが、つくりはかなり頑丈。4㎏程度の重さの鍋ならば載せてもびくともしません。五徳を利用すればある程度の安定感もあるので鍋を使った調理も可能です。

ピコグリル使用の際はここに注意

軽量・高機能・頑丈の3拍子がそろった優秀なたき火台のピコグリルですが、いくつかデメリットも見受けられます。ピコグリルをアウトドアで使用する際に注意すべきポイントをご紹介しますので、参考になさってください。

地面へのダメージ配慮

地面への影響が少ないといわれるデザインとなっているものの、本体の火床はステンレス製プレートですので、下の地面は輻射熱によってかなり高温になる場合があるようです。

また、グリル内に収まりきらなかった薪などが下に落ちてしまうと、芝生が燃えてしまったり、地面へのダメージが懸念されるので、たき火禁止のキャンプ場などでは特に配慮が必要です。

ピコグリルの下に薪を並べたり、カーボン製のスパッタシート、アルミシートを敷くなどすると、地面へのダメージを抑えることができるのでおすすめです。

風防があるとより便利

オープンなデザインとなっていることは、風を取り入れやすいので燃焼効率が高くなるというメリットになりますが、一方で、風の影響を受けやすいというデメリットにもなります。

風が強い場合には燃えカスや灰があおられて周りのキャンパーにも迷惑をかけてしまう可能性があります。火の粉が飛んでしまい、大事なキャンプギアに穴が開いたりすることがないよう、あらかじめ風向きを考慮した配置を考えましょう。

また、風が強い時には各メーカーから販売されている風防を利用すると、風量をコントロールすることができるのでおすすめです。灰が広がらないので後始末も楽になりますよ。

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