ロケットストーブを自作してみよう!初心者でもできる4種類の材料別作り方をご紹介!

ロケットストーブはキャンプで活躍するとっても便利な暖房器具なんです。シンプルな構造で特別な燃料を使わずに使えるエコロジーなストーブとして人気を集め、自作する人も増えています。そんな、人気で簡単に作れるロケットストーブの自作方法を材料別にご紹介します!

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自然科学を愛する主婦です。自然に囲まれた田舎に暮らしており、家族でウッドデッキを自作してBBQや燻製に挑戦しています。庭では家庭菜園をはじめ庭木の剪定など大忙しです。庭に野鳥を呼ぼう計画もスタートさせました!夫と1歳の娘、2羽の文鳥(白文鳥、ごま塩文鳥)と毎日楽しく暮らしています。

ロケットストーブってどんなもの?

1.燃料室、2.効率的に燃料を高温で燃焼させるヒートライザー、3.煙突の3つのパーツからなるストーブのことを指します。ヒートライザーによって空気の流れが発生し、強烈な上昇気流が起こり、煙突の先からまるでロケットのように揺らめく炎が見えます。

キャンプに適した暖房器具

ロケットストーブは着火も簡単にできて、燃焼効率がいいので煙も少なく、粉塵や火の粉が飛び散ることもあまりありません。加えて灰の処理も簡単にでき、道具の組み合わせ次第では調理スペースも十分にできますのでキャンプにも適した暖房器具です。

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シンプルでエコロジーなストーブ

構造は実にシンプルです。大きく分けると3パーツしかありません。燃焼効率がよく、燃料を完全燃焼させますので排気ガスもクリーンで、さらには余った割りばしなども燃料にできるため燃料代がかからず非常に省エネなストーブです。

簡単に作れる

このストーブの大きな魅力が誰でも簡単に作成できる点です。完成された形で一般販売されているものもありますが、用意する道具もさほど高価なものはなく、必要なパーツ数も少ないことから自作する人が増えてきている人気のストーブです。

ロケットストーブを自作するなら小型サイズが便利

自作に挑戦したくなってきましたか?自作するのにおすすめなのが小型サイズのタイプです。ここからは携帯面や材料にポイントを絞って小型タイプロケットストーブならでは利点を詳しくご紹介していきます。

持ち運びに便利

まずは携帯に便利であるという点が大きな利点です。小型であれば持ち運びに便利ですのでキャンプやアウトドアの準備の際も車に積み込みやすく、現地でも少し移動させたいな、なんていうときもさっと簡単に移動させることができます。

小型の方が材料が豊富

小型タイプ自作の際によく使用されるのが一斗缶、ペール缶、空き缶などといった豊富な缶類です。いずれの缶も大人なら楽々持ち運べるサイズです。そして廃材が利用しやすく手に入りやすいのも大きなメリットです。今回はこちらの小型タイプに焦点を当てて自分で作る方法をご紹介します。

ロケットストーブを自作する前に構造を知ろう

さあ!早速自作に挑戦してみましょう。シンプルでありながらも実に効率的な燃焼を可能にしているこのストーブの構造を事前に少しでも知っておくとちょっとしたトラブルの際に対応しやすくなりますし応用したストーブの自作もできるようになります。

ロケットストーブの基本用語

このストーブは、焚き口から燃料を入れて燃やす燃焼室と、ヒートライザー(断熱加工された煙突構造)と排気ガスを排出する煙突の3パーツから構成されています。ヒートライザー部分にはパーライトなどといった断熱材を用いて燃焼効率を上げています。

ロケットストーブのメカニズム

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