筏釣りの初心者入門編!タックルや押さえておきたいポイントを紹介

静かな内海に浮かべた筏から釣りを楽しむその釣り方が、幅広い年齢層に受け男女を問わず流行っているのが筏釣りです。筏釣りをこれから楽しみたいという初心者の方に、特徴や魅力に加えタックルや押さえておきたいポイントを紹介しています。

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為せば成る・・・? 一つ一つお世話します!
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筏釣りの特徴・魅力

別名カセ釣りともいわれ、カセ(小船)や筏から魚を釣る漁法のことをいいます。チヌをメインで狙うのが筏釣りですが、他にも様々な種類の魚が釣れます。繊細な釣り方を要求されるところが、多くの人を魅了しているポイントです。現在は静かな内海に浮かべた筏から釣りを楽しむその釣り方が、男女を問わず幅広い年齢層に受け流行っています。また釣り人で混雑するポイントと違い、団体で行けば筏を貸切にできるという利点もあります。トイレを備えているところも多いので、女性にもおすすめです。のんびりと自分のペースで釣れるので、女性や子供を含むグループでも和気あいあいと釣りが楽しめます。

筏釣りのタックル

筏釣りに必須のタックルとしては、竿の先で細かな魚のアタリを取ることのできる「筏竿」が挙げられます。また、大きな魚にも負けない信頼性とパワーを備えたリール、撒きエサや釣具を入れておくバッカンも必要です。仕掛け作りに役立つハサミやプライヤー、さらにクーラーボックスや座るためのクッションまであれば安心です。

筏釣り タックルボックス

近年カセ釣りをする人の荷物の多さが問題になっていて、ひとつでも減らすのは釣り人側のマナーともなっています。小物をまとめて持ち運べて収納してくれるタックスボックスは必須ともなっています。他には椅子の代わりとなるクーラーボックス等もあるので、渡船時間の短縮に役立ててはいかがでしょうか。

チヌ 筏釣り タックル

フロートと呼ばれる浮力体の上にある筏は現在多くはトイレ付となっていて、女性のチヌ釣り師も多くなっています。主食としてチヌは貝を捕食していますので、落とし込みのエサとしては貝類が重宝されます。他にはカニも他の魚が捕食しない為絶好のエサとなりますし、サナギの匂もチヌの大好物なので必ず用意しておきたいエサです。

筏釣り 竿

筏釣りのタックルのうち竿は筏竿とも呼ばれ、釣りに使用される竿は非常に短くなっています。その調子の設定は色々で初心者には合わせることはかなり困難です。最初は汎用性のある長さは1.5M、調子については8:2程度のものを選ぶのが良いでしょう。実際に各釣り具メーカーから筏釣り専用竿が多く発売されているほどです。

筏釣り 竿 初心者

竿一本の単純な仕掛けの筏釣りですがそれはそれで奥行きが深くさらにゲーム性も高いものになっています。かかり竿のキモとされる穂先も各メーカーで繊細なアタリが取れるようそれなりに工夫していますが、万能のものはありません。好きな方なら一度穂先だけでも自作してみるのもいいでしょう。

筏釣り 竿受け

竿受けを使うことで得られる3つの利点はというと、1つは釣り竿やリールを地面に置かなくなるため道具が長持ちしますし、竿受けを使うことで魚がかかったときに切れてしまう心配もグッと減ります。2つ目は仕掛けをポイントに落とすまでの時間やアタリを待つ間の時間手に持ってなくていいので、疲労を大幅に軽減してくれます。3つ目はというと、仕掛け交換の時間や餌付けの時間が短縮できます。長い時間釣りをしていると、少しずつの積み重ねが大きな違いになります。

筏釣り 竿受け おすすめ

筏にガッチリ固定ができて海上釣堀や筏釣りに最適なものがおすすめです。 角度の調節が自由自在になる竿受け部のものがよく、スピニングリール及び両軸リールにも対応するものがいいでしょう。 また竿尻受部は360゜回転する右掛、左掛のどちらでも可能なものにします。

筏釣り リール

竿を用意した次に悩むのはリールです。似たような形の落とし込みリールとは少し違う「筏リール」になります。この筏リールには2種類あり片軸と両軸があります。むかしは両軸タイプのリールが主流でしたが、最近は片軸タイプのリールが人気になっています。

筏釣り リール シマノ

1.5m前後の専用竿と専用リールです。昔のかかり釣りの黎明期には、その穂先で繊細なアタリが取れるものを自分で作る人が多かったそうです。現在では各釣り人の様々なニーズに応えた高い精度をもつものや、さらに高性能なメーカー製ロッドが出ていて入門者にも極めて容易になっています。

片軸タイプのリール

片軸タイプのリールは下向きにつけるため竿のバランスに優れ糸の出し入れもし易いので、初心者には向いているとされます。数センチ単位の糸の出し入れがたやすく微妙な操作がおこなえ、単純構造のものが多いのでトラブルも少ないことはメリットの一つです。

筏釣り リール ダイワ

筏からのダンゴ釣りで用いるリールでは、ダンゴの沈む速度を追っていくスムーズなスプールフリー性能が必須ともいえます。ダイワのBJイカダでは合計8個のベアリングを適所に配置することで、スプールの軽さもくわわり滑るかのようなスプールフリー性能を実現しています。

筏釣り ベイトリール

今でこそ下向きリールが主流ですが、昔でいうと小型のベイトリールを使用するほうがあたりまえでした。上向きの左巻きで良いのがあったというのもありますし上側に装着するのに慣れていた人が多かったというのもあります。もちろんいまでも使いなれたベイトリールタイプが良いという人もいます。

筏釣りに必要な道具

まずは筏釣り専用の竿が必要です、そしてリール、道糸、仕掛けですが「エサ」は最近は市販のダンゴも種類が豊富なので十分です。あとは取り込みにつかう玉網、バケツやタオルはもちろん長時間の釣行となるため座り心地のよいクッションはぜひ用意したいところです。

筏釣り 仕掛け

筏釣りの仕掛けは、数ある海釣りの仕掛けの中でもかなりシンプルなものになります。メインのラインから直に結んだ針にオモリを付けるだけの単純さです。ただこんな単純な仕掛けだからこそ、オモリの重さの調整やハリの大きさの調整などが重要となる奥の深い仕掛けです。

筏釣り 三重県

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