ケンサキイカとは?釣り方のコツや美味しい料理レシピをご紹介!見分け方も!

ケンサキイカは生まれてすぐはプランクトンを食べて成長しますが、大きくなると小魚や甲殻類を捕食する肉食性です。小魚や甲殻類だけでなく、別のイカを捕食することもあります。弱った獲物を狙う傾向があり賢いです。

産卵する春から夏が旬の時期

ケンサキイカは産卵時期である春にから夏にかけて、日本海の沿岸へ近寄ってきます。水深 20m~40mあたりの内湾で、春から晩秋頃まで産卵します。ハイシーズンである夏には、浅瀬で釣り上げることができます。

秋には深場に移動する

晩秋にはほぼ産卵を終えて、水深60~100mの深場へと移動してしまいます。12月以降になると、さらに深場へと移動します。その頃には浅瀬で釣り上げることができないため、船で沖へ出る必要性が出てきます。

ケンサキイカの見分け方

一口にイカといっても、たくさんの種類があります。特にヤリイカとスルメイカは見た目がケンサキイカとよく似ているので、見間違えてしまうことも多いです。ここでは、ケンサキイカの見分け方をご紹介します。

ヤリイカとの違い

ケンサキイカは胴の先端が剣先のようにであるのに比べて、ヤリイカは槍のように細く、ケンサキイカよりも尖っている点が大きな違いです。また、ケンサキイカはヤリイカよりも2本の触腕が大きくひょろ長く伸びています。

スルメイカとの違い

ケンサキイカはエンペラが胴体の半分ほどあり大きく、スルメイカは短いです。また、スルメイカに比べると、ケンサキイカは目が大きく、くりくりとしています。水揚げした時点の色も違っており、ケンサキイカは真っ赤なのに比べて、スルメイカは若干オレンジがかった色をしています。

ケンサキイカを釣ってみよう

ケンサキイカが釣れる時期や時間帯、釣り方など、知っておいたほうがよい情報をご紹介します。イカ釣りは難しそうに思えますが、条件を揃えてコツを掴めば初心者でも釣りやすく人気も高いです。早速釣り方のポイントを見ていきましょう。

ケンサキイカの釣れる時期と時間

地域にもよりますが、4月から10月にかけてがメインシーズンです。明かりに集まる習性があるので、夜釣りが一般的です。特に夕涼みをかねた夏の夜釣りでは、人気スポットが人で溢れている、なんてこともあります。

ケンサキイカの釣り方

ケンサキイカの釣り方は、時期や地域で異なります。基本的な釣り方としては、暖かい時期は浅瀬からエギングで釣り、寒くなったら船で沖に出て、灯りをつけてイカを集めて釣ります。釣り方の違いやコツ、ポイントなどを見ていきましょう。

暖かい時期は浅瀬で釣る

4月から7月にかけての暖かい時期は浅い場所に集まるので、岸や防波堤からエギングで狙えます。船に乗る必要がないので比較的安全性が高く、手軽に釣りを楽しむことができます。ある程度の水深があり、近くに常夜灯がある堤防がおすすめです。

寒くなったら沖に出て釣る

晩秋以降水温が下がるにつれてケンサキイカは浅瀬から移動するため、船を使って沖に出る必要性が出てきます。船に灯した集魚灯に引き寄せられるようにして中層まで浮いてくるので、スッテを使ったドウヅキ仕掛けで釣り上げます。

NEXT 浅瀬ならエギングで釣る