優等生のような広葉樹ブレンドです。色づくもよく、匂いも強すぎず酸味もマイルドです。失敗せずまずはおいしい燻製を簡単に作って食べたい方におすすめです。慣れてくればこれを骨格に自分でチップを足してオリジナルにすることも簡単にできます。
商品詳細
- 寸法:210x330mm
- 内容量:1.7L(500g)
- 価格:562円
- 国産木材使用
- 薬剤不使用
スモークチップの煙が上手く出ないときは
ここからは燻製中のトラブルシューティングを中心にお伝えしていきます。燻製を始めてみてよくある問題点の一つがこの「煙がうまく出ない」です。燻製の仕組みを改めてお伝えしながら原因を探っていきましょう。
スモークチップの使用量が多い
基本の使用量は一掴み、5~6gです。スモークチップの量が多すぎるとこの下からの熱が伝わりづらくなり燃焼速度が遅く、最終的には燃えていないことが考えられます。またせっかく燃えてきているのに多すぎるチップで煙がチップの山の中にこもってしまっていることも考えられます。
最初は強い炎でしっかりスモークチップが燃え出すまで加熱しましょう。加熱しているうちにしっかりと煙が出てきたのを確認出来たら、弱火にして燻製を続けます。チップが足りないようなら後から足すようにして最初の量に気をつけましょう。
スモークチップが湿気ている
よくある原因としてもう一つ上げられるのがこのスモークチップの湿気です。間接的に燃やすチップですから水分量が多くなれば必然的に燃えにくくなってきます。1度使ったときはできたのに2回目やろうとしたらできなかった場合などは特にこの原因が考えられます。
保管方法としてはシリカゲルなどの乾燥材と一緒に密閉袋や容器にいれるのがおすすめです。使おうと思って事前確認してみたら湿っていた、なんて場合もシリカゲルと一緒に密閉しておくと湿気を吸着してくれます。
スモークチップを売っている場所
いざ燻製をやってみようということでいろいろ準備をしていくうちにスモークチップはどこで手に入るのかなと思う方もいるでしょう。数年前では珍しかったスモークチップも最近は燻製ブームのこともあっていろいろなところで簡単に入手できます。
アウトドアショップ
まずはアウトドアショップです。ユニフレーム、コールマン、キャプテンスタッグなどといった有名アウトドアブランドから燻製器はこぞって発売されているのでそれと一緒にセットになっているものを購入すれば一番簡単に燻製の準備ができるでしょう。
ホームセンター
続いてはホームセンターです。バーベキューコーナーといったアウトドアコーナーによくスモークチップは置かれています。種類やメーカーの取り扱いも最近は豊富にありますので商品を見ながら選ぶことができます。大袋小袋とサイズ展開も豊富です。
百均ショップ
ダイソーなどの百均ショップにも最近は取り扱いがあります。一回だけ試してみたいなんて方には先ほど述べたチップの湿気などの問題も考慮すると百均の使い切りサイズなどを購入するのがおすすめです。
スモークチップの作り方|自分で作れる?
ここまでは燻製の基本的な話やスモークチップの特徴をお話ししてきましたが、楽しんで燻製を作っているうちにチップも自家製にしたいなんて思う方もいらっしゃるかもしれません。そもそもスモークチップは自分で作ることはできるのでしょうか?
「木」があればスモークチップの自作は可能
実はスモークチップは自作可能です。スモークチップは基本的にはおがくずであり、木片の集まりなので木材があればできます。スモークチップを作る際の注意点などを交えながら詳細をお伝えします。
木を準備する
まず、何はなくとも原料となる気を準備します。庭木の剪定で出た小枝や枯れてしまって伐採したような木片を用意します。くれぐれも公共のサクラの枝を折るようなことはしないようにしましょう。地域によっては伐採、剪定した枝を無料配布するようなところもあるので調べて行って見ましょう。
木を乾燥させる
作業性やウッドチップの効率的な燃焼も考えて木を十分に乾燥させていきます。天日などにあててしっかり乾燥させます。この前に樹皮はえぐみのもとになりますので剥いてしまいます。太い枝や幹などの場合は事前にチェーンソーやノコギリで小さくした方が乾燥が早く進みます。
木を細かくする
あとは乾いた木を細かく刻んでいきます。チェーソーなどで買っていく際にでるおがくずも使えます。細い枝であればポキポキ折ってしまえばそのまま使えるでしょう。おがくずなどをうまく使えば労力も少なく済みます。