ヤマノケの怖い都市伝説!女に憑く山の化け物の正体とは?

目を覚ました男性は、眠っている妹を抱き上げ近くの寺に駆け込みます。妹を見るなり事情を察する住職。住職の声で目を覚ました彼女は、ブツブツと呟くだけ。そんな状態の彼女に住職が平手打ちするも、涎を垂らしながらヘラヘラと笑うのみ。住職が隣の部屋に隔離すると、女性の喘ぎ声のようなものが…。住職はため息を一つつき、男性の妹の状態とヤマノケを落とす方法を教えてくれますが、それは壮絶なものでした。

もう一つのヤマノケが欲っするもの

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住職の話では、人間の性的な快楽を欲する妖怪だという事。男性よりも女性の方がそういった快楽を感じやすい体質であるため、女性に好んで取り憑くのだそうです。取り憑いた後は、その女性が死ぬまで自慰行為を続け、死ねばまた別の女性へと宿主を変えて行くというのです…。

ヤマノケの撃退・退治法

不運な2人の男性は、大切な娘と妹をヤマノケに支配されてしまいます。彼らが語ってくれた話から、ヤマノケに遭わないための行動、または憑かれてしまった後の取るべき行動を学んでおくべきでしょう。

大原則!舗装されていない山に入らない  

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まずは人の手が入ってない山に入らない事が大原則です。運よく憑いたモノが落ちたとしても、身体的・精神的にダメージが残ることは必須なのですから。興味本位で知らない山道を進むのはやめましょう。

女の子を連れて行かない  

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ヤマノケは女性を好み、精神を支配して下劣な行動に移るようです。女性を同乗させている場合は、危険な道には入らない事が必要。もしも取り憑かれてしまったら、大事な女性に取り返しのつかない人生を歩ませてしまう場合もあるのです。

お寺で除霊

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万が一取り憑かれてしまったらすぐにお寺に相談し除霊してしまいましょう。そのまま家に連れて帰ると、ほかの女性の家族にも被害が及ぶ可能性もあるようです。運が良ければ、落とすことが出来るかもしれません。1人目の男性の娘がどうなったのかは知ることが出来ませんが…。

もう一つのヤマノケの場合

もう一つのヤマノケの話では、ヤマノケを落とす方法が2つ語られています。1つ「苦痛を継続して与えること」、2つ「耐えかねる苦痛を与えること」。1つ目の方法はつまり拷問する事です。宿主の生爪を10枚剥がして落ちたものもいれば、20枚剥がしても落ちなかったヤマノケもいるそう。

2つ目の耐えかねる苦痛とは、出産です。殆どのヤマノケは、出産する時の痛みには耐えらないとの事。この男性と家族は、妹に出産させる道を選びました。無垢な妹の体を汚す苦しみに嗚咽しながら、最終的には無事ヤマノケを落とす事が出来ました。妹は全貌を覚えていませんでしたが、精神を病んだ母親によって真実が伝えられます。自分の境遇に耐えられなかった彼女は自ら命を絶ち、母親も精神病院に入院しているといいます…。

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