強烈な引きが醍醐味のタマン釣りを攻略しよう!釣れる仕掛けやタックルまで徹底解説!

タマンは光が苦手だという説が有力です。光があると堤防付近によってこないと言うのです。しかし、光がある場所にはベイトが群れになって集まります。活性が高いと光があっても平気でベイトを捕食します。基本的には光う習性があることを念頭にポイントを探ってください。光だけに気を取られるのは禁物です。

タマン釣りの時期

タマンは年中釣ることが出来ますが、狙いやすい時期は産卵期。タマンを求めて沖縄まで遠征する人は特にベストなシーズンを狙いたいです。産卵でリーフに近づいてきたタイミングは1年を通じて最もタマンと巡り合える確率が高い時期といえます。また産卵期は魚体が大きく成長し栄養を取るために口をつかう確率も高いです。

タマンの産卵期

産卵期は2月~10月と幅が広いのが特徴です。その為に産卵期を狙うといっても1点集中で狙うことが出来ません。ただし、春と秋に産卵する個体が多く2月~3月、9月~10月というのが産卵の為に接岸する「乗っ込み期」と考えてよいでしょう。遠征する場合はこの時期を一つの狙い目と考たいところです。

タマン釣りの時期は春から夏

ベストなシーズンを考えると最も釣りやすいのが春から夏です。2月から始まる産卵の乗っ込み期、昼間は深場を投げ竿で攻めて、夜釣りでは意外なほど近くの浅場まで近づいてくるタマンを狙います。産卵を終えると体力を回復させようとエサをいつも以上に食べるので、産卵前後が絶好のタイミングになります。

タマン釣りのエサ

タマンを釣るには特徴的なエサをしっかり押さえるのが必須の条件です。食べているエサに合わせるのが前提で、甲殻類や小魚やタコやイカがエサとして使われます。現地の浅瀬でカニやタコを自力採取することも可能ですし、釣具屋さんで購入することも可能です。

タマン釣りはイカの切り身などがおすすめ

エサとして代表的なのが切り身です。手に入れる事が簡単で扱いやすいエサなので人気が高いエサです。使われる切り身にはアジやサバといった魚釣りには定番のエサから、イカの切り身まで様々なものが使われます。イカは沖縄の釣りエサ屋さんではシロイカという名称で販売されています。

タマン釣りのエサの切り方

小さな子イカであれば一匹丸々使います。5㎝程度の小さな子イカなら2匹をかけます。小魚の場合はサンマやボラの冷盗品を使います。そのまま一匹掛けにして使います。タマンの大きな魚体にあわせてエサも大きくワイルドです。これでも50㎝を超えるような大型のタマンなら軽々と一口で飲み込んでしまうサイズです。

タマン釣りのエサはシガヤーもある

シガヤーとは沖縄で水揚げされる島タコの一種です。沖縄以外に住んでいる人には全く耳馴染のない名前です。このタコもやっぱり一匹丸々使います。このタコはエサ代としては一匹数百円とお高めです。遠投したらすっぽ抜けた!とならないようにしっかりハリにかける必要があります。エサ屋さんで入手可能です。潮の引いたリーフで採取も可能。

タマンの仕掛け

タマンを狙う仕掛けはエサを使うかルアーで誘うかの選択になります。エサ釣りは投げ釣りの要領でポイントへ仕掛けをキャストしてヒットするのを待つ釣りです。一方のルアー釣りはガンガンと攻める釣りでゲーム性が高くアングラーには大人気です。待っているだけの釣りが苦手な方はルアーがおすすめです。

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