ヒイカ(ジンドウイカ)はそのまま食べれる?料理や釣り方を紹介します

ヒイカ(ジンドウイカ)とは、一般的に「小イカ」と言われています。この名前は、よく耳にし、また食べたりもしているけど、ヒイカが、どんな生態で、どこに生息しているのか?知っているようで知らない事が多いのも事実。という方が多いのではないでしょうか?この記事では、ヒイカ(ジンドウイカ)とは、どんなイカなのか。どこで釣れるのか。また、生で食べられるのか?オススメの食べ方や釣り方はあるのか?そんな疑問や悩みをお持ちの方に解説していきたいと思います。

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ヒイカの生態

ヒイカとは「ヤリイカ科」に属しているイカです。正式名称は「ジンドウイカ」と言われています。波が比較的穏やかな水深10m以下の内湾に生息し、小魚などを食べて成長して、春から夏にかけて産卵時期を迎えます。大きさは約12cm程度で、先述しましたが、一般的には「小イカ」とされていますが、関東地方では「ヒイカ」もしくは「小イカ」と呼ばれることが多く、また、地域により「赤イカ」・「ボウズイカ」など様々な呼び方があります。他のイカより耳の先が丸く、ずんぐりむっくりとしているのが特徴です。

ヒイカ釣りにオススメな釣り場

①堤防

ヒイカは、水面下が明るく照らされている場所や、波が穏やかで水深のある堤防もしくは、静かな漁港がオススメです。また、北海道や沖縄などの一部を除いた日本全国に棲息しているので、日本の様々な場所で釣ることが出来ます。比較的釣りやすいヒイカは、釣り人には人気が高いので有名です。常夜灯がない場所では、ライトで海面を照らし誘き寄せながら釣りをしてみて下さい。ヒイカは群れで行動しているので、群れに遭遇すると初心者の方でも大量に釣れ入れ食い状態になる可能性もあるので楽しくなりますよ。また、ヒイカ釣りには、必ずヘッドライトを持参するようにして下さいね。

②テトラポット

ヒイカが捕食する小魚が多いところ所謂、ヒイカが集まりやすい=釣れやすい所、そのオススメ場所がテトラポットです。しかし、足場がとても悪いので釣りをする際は気をつけましょう。また、エギが引っかかる可能性も高くなるので注意が必要です。

ヒイカ釣りにオススメな時間帯

一番のオススメは夜中です。ヒイカは 昼間は天敵を恐れて海底近くにいますが、光に集まる性質上、夜は常夜灯などに照らされた海面付近まできます。また、ヒイカが一番活性し、釣れやすいと言われているのが、陽の明るさが変わる時間帯である夜明け前と日没前後です。是非試してみて下さい。

ヒイカ釣りの仕掛け

ヒイカ釣りの仕掛けの作り方は、エギの先にあるスナップのワッカに釣り糸を結ぶだけ、ととても簡単です。さらに、スナップ部分とラインにマルカンを付けて置けばエギを付け替えるのが簡単なのでオススメです。

ヒイカ釣りに必要な道具①

ロッド

ライトゲームタックルがあれば、ヒイカ釣りをすることが出来ます。また、ヒイカ釣り専用のロッドはありますが、わざわざ揃えなくても大丈夫です。長さは7~9ft程度の物で、しなりが良い柔らかい竿を選ぶのがポイントです。

リール・ライン

ヒイカ釣りオススメのリールの番手は2000~2500番です。ほどほどの重さで、操作がしやすいのがメリットです。100mほど巻ける浅溝タイプのものを選ぶと良いでしょう。また、フロロカーボンもしくは、ナイロン製の3~4lbのラインを選びましょう。

ヒイカ釣りに必要な道具②

疑似餌(エギ)

エギとは、お尻部分に返しのない放射状の針が付いていて、エビの形を真似した造りになっているものです。ヒイカは小さいので、大きなエギを使っても食いつかないです。ヒイカには、2.0以下のエギがオススメです。ちなみに、アオリイカ用の小さなエギでも代用は可能です。また、エギには派手なオレンジやピンク系、地味な茶色など、ナチュラルな中間系に分かれて様々なカラーがあり、ヒイカの活性が高い時は派手系な色、活性が低い時は地味系な色を選びましょう。また、時期や海の状況により変わりますので、カラーを変えてチャレンジしてみましょう。

バケツ・ライト・網

その他に準備するものは、バケツ、ザル、ライト(ヘッドライトが便利)、網を用意していれば安心です。バケツには海水を入れておき、ヒイカが墨を吐き出し、真っ黒になった水を替える時用に、ヒイカを避けておくのに便利なザルも準備しておきましょう。

ヒイカの釣り方

①エギング

ヒイカの釣り方は2種類あります。まず一つ目は、疑似餌(エギ)を使ったエギング法というものです。日本では古くから利用されていて、現代では、たくさんの種類のエギもあることから、ヒイカ釣りの主流となっています。

②エサ釣り

二つ目は、小さいヒイカが食いつきやすい、生餌の小さなエビ(モエビなど)を使う方法があります。釣り具店で購入出来ますが、取り扱っている店が少ないので、前もってリサーチしておきましょう。また、モエビが弱らないようにエアポンプ付きのバケツも用意しておきましょう。

エギのキャスト方法

ヒイカ釣りに必要なエギング初心者の方は、こちらの動画で分かりやすく解説してくださっているので、是非ご覧下さい。最初はコツが掴みにくい事もあるかもしれませんが、すぐ出来るようになるので頑張ってみて下さいね。

エギと竿先からのたらしを60cm程取り、遠くに飛ばすイメージで放ちます。キャストした後、2~3回シャクって、沈むのを待ちます。さらに2~3回シャクって、待つ…を繰返します。待っている間にエギがフォールするので、10秒程待ちましょう。ヒイカは、エギが底に落ちている間に抱きつくことが多い習性があります。

ヒイカの旬な時期

ヒイカ釣りの旬な時期とは?

ヒイカは、11月~4月頃にかけて産卵時期なので、この秋~冬にかけてがヒイカ釣りのシーズンになります。産卵の為に、漁港付近を群れで移動しているので運が良いと大量に釣れる事もあります。特に12月~1月は、最も湾の奥に入ってくるので、より釣れやすくなりますのでオススメです。

ヒイカを美味しくいただける時期とは?

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