肉にするために電気ショックで気絶させた上で逆さに吊るされ頸動脈をナイフで切って、要するに失血死させられます。生きたまま失血させるのは、死んでしまうと血液が固まり体内に残ってしまうからなんです。
そうやって血抜きした物を、キレイに水で洗って金属棒を通して直火で焼いたり大きなオーブンで焼いたりして食べられる状態にします。実際に食べた人によると、焼き立ては皮がパリパリで一番美味しいそうですよ。
子豚の丸焼きは日本でも香港でも食べられている
日本では沖縄名物で古くから食べられていました。広東料理では料理店でお客が食べるのは北京ダック同様、パリパリの皮の部分だけなんだそうです。肉は店員さんの賄いになるのでしょうか。シンガポールや日本では丸ごと食すようです。
子豚の丸焼きはあの美味しんぼにも出ていた!
美味しんぼ11巻に究極のメニューの一つとして、ファッチューチョンという名称で登場しています。美味しんぼを読んで食べてみたいと興味を持った方も多いことでしょう。都内にも食べさせてくれるお店がありますよ。
子豚の丸焼きレシピをご紹介!
【材料】
- 豚:内蔵を除いたもの/一匹
- 塩:適量
- コショウ:適量
- ハーブ/セージやタイム・オレガノなど:適量(肉の臭みを消すもの)
【作り方】
豚の表面をキレイにします。毛が残っているようならバーナーなどで焼いてしまいます。
豚の腹を開いて、中に塩・コショウ・ハーブをふりかけます。焼き上げ中に脂と一緒に流れるので塩はキツめにふっておきましょう。
丸焼き用の棒にセットします。業者さんが内蔵処理をした際に喉とお腹に穴を開けてくれていますから、お腹の方の穴を利用します。
炭火との距離は30センチは離して遠火で焼きます。
3時間から4時間焼いて完成です。くるくる回したくなりますが、度々まわすと実際には火の通りが悪くなります。初めて挑戦する場合は中心温度計を用意しておくと安心です。豚肉の場合はミディアムで60度前後、ウェルダンで65度〜68度とされています。
子豚の丸焼きを実際に作った人は?
業者から豚を仕入れ、自作丸焼き機に必要な品々をホームセンターでゲットしてキャンプ場へ!17時からの宴会に備え朝の8時過ぎから準備をしているので、やはり時間が掛るものなんですね。「cottonのブログ」に詳しく書かれています。