シマドジョウの飼育|押さえるべきポイントまとめ|

シマドジョウを水槽に入れる前に準備することを紹介します。まず、シマドジョウが潜れる程度まで水槽の底に細めの砂利を敷いてからろ過装置を設置します。次に水ですが、水道水を使用する時は事前にカルキ抜きをして塩素を抜いておきます。敷いた砂利が舞わないように水を入れて、水草や隠れ家になるような流木や陶器を置いていきます。ろ過装置を起動してから約1週間そのままにしておきます。

飼い方③ 水合わせの方法

魚は環境の変化で死んでしまうことがあります。そのために水温や水質を合わせる作業が必要になります。シマドジョウが入ったビニール袋を水槽の水中に30分ほど入れて、水の温度をほぼ同じにします。次にそのビニール袋の中に、袋の3分の1ぐらいの量の水槽の水を入れて、さらに10分ほど水槽の水中でそのままにしておきます。水槽にシマドジョウを移す時は急がずにゆっくり水槽でビニール袋を開けて自ら水槽に入るようにします。

飼い方④ 水槽の水温

シマドジョウに適した水槽の水温は20度から29度です。冬眠するので0度ぐらいの水温でも大丈夫ですが、水槽で冬眠させたら死ぬこともありますので注意が必要です。また、冬場の水温は7度から10度が適していますが、15度以下の低い水温になるとあまり動かなくなり、餌をほとんど食べなくなります。

飼い方⑤ 水替えの回数

水槽の水換えは週に1回ぐらいで、3分の1ぐらいの水槽の水を入れ替えます。水槽の全ての水を新しい水に変えてしまうと水中にいたバクテリアがいなくなってしまい、シマドジョウに急激な環境の変化を与えてしまいます。バクテリアはシマドジョウの食べ残した餌やフンなどを分解する役割をしています。

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