コウイカエギングを始めよう!仕掛けからアクションのコツまでご紹介!

一般的な仕掛けとは異なり、PE0.8〜1.2号に2号のリーダーをつけて、途中サルカンをつけリーダーを分岐、エギとシンカーをそれぞれつけます。この仕掛けは、針が根掛かりしにくくなるため、ボトムを引きずるようなアクションをするときに有効的です。

ダウンショットリグのアクション方法

仕掛けを投げて、ボトムに落としたら、竿先をチョンチョンと細かく動かすのが基本動作でワームが泳いでいるかのように演出させて魚を引き寄せます。上級者の中ではわざと根がかりさせてゆらゆらワームを動かすテクニックもあります。

ダウンショットリグのメリット・デメリット

ピンポイントでそこに潜んでいる魚にアピールできます。またズル引きして、万が一根がかりさせてしまっても、オモリだけが切れるのが利点です。デメリットは投げた時に多少リーダーに仕掛けが絡んでしまう時があり、エギと道糸を間接的につけてるため動作を出すのが難しく、少ししゃくりの技術が必要となります。

コウイカエギング仕掛け③:キャロライナリグ

最近ではアジングの時の釣り方として人気の仕掛けでこれまで届かないような距離まで遠投できるのが長所ですが、エギングで使用する場合はぶっこみ釣りのように扱うことができます。

キャロライナリグの仕掛けを紹介

PEライン0.8〜1.2号に2号のリーダーをつけて、ウキ止め、ビーズ、グミオモリをつけて、サルカンの先にリーダー、専用のエギをつけて泳がせます。途中のオモリが底を這うので、その先につけているエギが地面につかず、水中をゆらゆら泳ぐ状態になります。

キャロライナリグのアクション方法

基本動作は、着底したらリーダー分だけ巻き、ゆっくり竿を上げ下げしながらズルズルと引きづるように巻きます。その繰り返しの動作です。ズル引きだけでもシンカーが底の変化をとらえて、それがリーダーを伝わってワームに動作を与えることができます。

キャロライナリグのメリット・デメリット

ズル引きした時もエギが水中を漂っているため、根がかりしにくいです。デメリットは、仕掛けを投げた時にライントラブルが出てしまったり、泳がせ演出がしづらく強めに動作しないと安定しないことがあります。上級者向きの仕掛けです。

コウイカエギングに欠かせないエギについて

ここまで仕掛けの話をしていますが、エギと呼ばれているものは知識がないと、どんなものが良いのかなかなか選びにくいと思います。まずは詳しく知りましょう。

エギについての基礎知識

エビや小魚とも異なる形をしており、魚の形のルアーとは大きく異なります。発祥は九州地方で江戸時代に作られたと伝えられています。漁師が海中に落とした松明の燃えかすにイカが抱きつきエギ(餌木)が使われるようになりました。今や日本だけではなく世界の釣り人に使われている技法です。

エギの種類

イカを釣るときはエギングをしよう!と言うほどブームを起こしていますが、釣具店に行くとたくさんのエギが売られています。シンプルなものから、音が鳴るもの、よく飛ぶものなどバラエティに富んでいます。重さも様々なタイプがあり、浅瀬や深場などの場所、必要なアクションなどを考えて選ぶ必要があります。

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