タチヨタカは日本の動物園で見れる?変顔の画像や鳴き声の動画も!

学名はNyctibius aethereus、英語名はlong tailed potooとあることからも長い尾羽が最大の特徴となる種です。南米アマゾンを中心とした熱帯地域の森の中で生息しています。

サビイロタチヨタカ

学名はNyctibius bracteatusと表され、学名のbracteatusはラテン語で「金箔」と意味します。日本名がサビイロとあるように他の種と比べて赤茶色の色をしているのが大きな特徴となります。

ジャマイカタチヨタカ

学名はNyctibius jamaicensisです。大きさは最大で45センチほどになり、オオタチヨタカに続く大型種といえるでしょう。メキシコやコスタリカなどに分布しており、最近は鳴き声の違いからタチヨタカとは別の種ではないかとの見方も出てきています。

ハイイロタチヨタカ

学名はNyctibius griseusとなります。南アメリカやアルゼンチンに分布していて大きさは35センチ前後とタチヨタカの中では中型種と言えるでしょう。その名の通り淡い灰色の羽毛が特徴です。

ハジロタチヨタカ

(画像引用:Netropicla Birds)

学名はNyctibius leucopterusです。アマゾンとブラジルを中心に分布しており写真をご覧いただいても分かるように羽に大きく白い箇所があるのが見て取れます。闇夜に浮かび上がる姿がきれいです。

タチヨタカの特徴は?

現在発見されているだけで7種が存在するタチヨタカたちですが、彼らの特徴をここからは改めてご紹介していきます。名前からも想像できるように大きさや羽の色、住んでいる場所に特徴があります。

タチヨタカの大きさ

全長は20センチから5,60センチとされています。オオタチヨタカが名前の通り大型種で最大で60センチとあります。カラスと同じくらいと想像するとわかりやすいです。体は鳥なので見た目より軽く、オオタチヨタカで650gというデータがあります。

タチヨタカの体色

体色は濃い茶色、白、黒、灰色、サビイロなどと数多くの色がありますが、いずれも共通しているのは木に擬態しやすい色になっているということです。住んでいる地域がアメリカ、ブラジル、ペルー、コスタリカなど広範囲にわたるためその地域の木に合わせた色にそれぞれが進化したのでしょう。森の中でじっとされていると見つけられないのもうなづけます。

タチヨタカは夜行性

タチヨタカは夜行性です。夜に食べ物となる虫を探し求めて移動しますが昼間はほとんど動きません。そのため、昼間は敵に見つからないように木に擬態してじっとしていいます。木に足して垂直にスッと立っているので「タチ」「ヨタカ」と名前がついたともいわれています。

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