クチボソ(モツゴ)の釣り方は?生態や飼育方法などクチボソをまるっと解説!

モツゴの繁殖期のオスは、同種他種を問わず強い排他行動を起こして攻撃性を現しますので、飼育する場合は他の魚を攻撃していないか、よく観察する必要があります。モツゴは雑食性で水生昆虫を中心とした底生動物や付着藻類も食べて生活します。

クチボソ(モツゴ)の寿命は3年~5年

モツゴは成魚になれば体調が8cm~12cmほどに成長します。またモツゴは1年で成魚となって生殖をなして子孫を残して成長する。モツゴの寿命は3年ですが、5年以上生きている例もある魚です。

クチボソ(モツゴ)の生息地・分布は溜池!

モツゴの生息する場所の特徴は、河の中流や下流域、そして湖や池沼などや、農業用水路や溜池などのように多様な環境で、水の流れの緩やかな場所を好みます。水の富栄養化に強く産卵期は4月から7月です。分布は関東以西の本州四国九州に朝鮮半島や台湾、アムール川から中国南部にまで幅広く分布しています。

クチボソの料理?旬・時間帯

普通、クチボソを食べるという習慣はありませんが、食べるなら、甘露煮や唐揚げ、天ぷらなどでいただくと美味しくいただけます。一度お試しになってはいかがでしょう!ただし、水槽の中で泳いでいるかわいいペットは避けましょう。

クチボソ(モツゴ)は他に種類があり、その生態・分布は!

モツゴには仲間があり、それはシナイモツゴとウシモツゴという2つの種類のモツゴです。実は、この2つの種類とも絶滅危惧種に分類されている魚です。原因としては、これらを餌とする外来種のオオクチバスなどの食害や、侵入種であるモツゴのオスによる雌の独占、平地開発などの環境破壊や里山の荒廃などが原因で激減しています。

シナイモツゴの生態と分布

シナイモツゴは長野県や新潟県、神奈川県以北の本州に分布しており日本固有の魚です。フナやコイ類の放流で北海道に生息しています。オオクチバスなどの食害や、侵入種のモツゴ雄などの雌の独占や、平地開発、圃場整備、里山の荒廃などで激減しています。

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