ゴア表現ってどんな表現方法か知ろう!
映画やゲームなどで、スリリングや恐怖を体感させる手法として用いられる表現方法として用いられているゴア表現とは一般的に知られるようになってきています。こちらでは大まかなその表現方法についてのご紹介をしたいと思います。
ホラー映画などで表現されているグロい場面のこと
ゴアとは英語で「gore」といい、血・流血・殺人・暴力などを意味する言葉です。近年では血しぶきが飛び出るような残虐性のある表現方法のことを総称しているそうです。一言で訳すとグロテスクなシーンのことです。
グロいものが嫌いなら見ないほうがいいかも
ある程度耐性を持っている方であれば問題ありませんが、グロ系に対して普段から避けている方やホラーが苦手な方は避けるべきでしょう。あまりの衝撃に貧血や気絶の恐れもありますので気をつけましょう。
具体的には流血したり、切断されたり…
具体的にどういったシーンが該当するのかというと、例えばナイフで腹部を切りつけられて血で服が真っ赤になる様や、殺人鬼に襲われて手や足を斧で一刀両断されるなどのシーンがゴア表現に該当します。
実はゴア表現とスプラッターは違う表現方法!
数ある映画の中にはスプラッター映画というジャンルを耳にします。スプラッターはゴア表現とはまた違った表現方法であると言うことはご存知でしょうか。こちらではその違いについてご紹介したいと思います。
ゴア表現とスプラッターの違うところ
スプラッターとは手足を切断されるなどの残虐シーンにて、血しぶきが勢いよく噴水のように立ち上るような非常に誇張された描写のことをいいます。一方ゴア表現とはよりリアルに近い残虐性を描写したものをいいます。
はげしい血しぶきを見たいならスプラッター
まるで噴水かシャワーのような狂喜乱舞するかのような流血表現を見たいと言う方にはスプラッターをオススメします。現実的ではないからこそ様々に思考を凝らした残虐シーンを楽しめると思います。
現実的な流血が見たいならゴア表現
手足をナイフで切りつけられた時に、じわじわと血が溢れてくるようなより現実的な流血描写を見たいという方にはゴア表現をオススメします。見ている自分自身も痛みを想像できるような感覚を味わうことができると思います。
Youtubeでも見れるゴア表現がある映画の予告
では実際にどういった表現技法なのか、怖いもの見たさで一度体験してみたいと思った方も多いのではないでしょうか。興味のある方はYoutubeでも視聴することができます。またオススメの映画予告も合わせてご紹介します。
ゴア表現に興味があるならYoutubeで見てみよう
早速興味を持って頂いた皆さんには、まず手軽にYoutubeの映画予告ムービーを見てみましょう。1分〜3分程度で見ることができるので、本格的に視聴する前段階として利用してみると良いでしょう。
おすすめの映画の予告「×ゲーム」
4人の男女が次々と罰を受けることになり、失敗した者にはさらに罰を与えられ、最後まで生き残ることができるのか、そして誰が仕組んだのかを解き明かすという映画です。日常目にする物を使って巧みにゴア表現を駆使した作品です。
おすすめの映画の予告「シマウマ」
主人公が「回収屋」のアカに同じ回収屋の世界に引き込まれ、元締めの「シマウマ」から仕事をもらいながら徐々にその世界に飲み込まれていくといったあらすじの映画です。拳で顔をタコ殴りにする様や暴力的なシーンが衝撃的な一作です。
ゴア表現が素晴らしい映画3選
映画予告を通じてゴア表現の一端を垣間見ることができたと思います。この他にも様々な思考を凝らしてグロテスクさを表現している作品が数々ありますが、中でも特に絶賛されている映画を3作品ご紹介したいと思います。
人と人とをくっつける!?「ムカデ人間」
こちらの作品は、複数の人間を口と肛門をくっつけてその名のごとく「ムカデ人間」を作る狂気の博士を題材にした物で、スリラー映画の中でも群を抜く「狂った作品」としてシリーズ化されており日本でもコアなファンが多い作品です。奇抜なアイディアが恐ろしさと面白さを含んでいて、一見の価値ありです。
キーマン「ハイター博士」
もともとは分離手術と呼ばれる医術に対しての権威であったハイター博士が、いつしか正反対のくっつける方向になぜか興味を持ち始めるのがこの狂気の始まりです。普通は思いつかないような考えを実際に行動に移す、ある種の子供じみた恐怖がこの映画をより引き立たせています。
本当にエグい「インブレッド」
ゴア表現とスプラッター要素を併せ持った、まさにヤバさMAXの作品です。少年犯罪者4名がボランティア活動としてある村に向かった所、その村の住人は狂人ばかりが住む鬼畜村であり、その中で繰り広げられる惨劇の数々は形容しがたいものです。「殺人オリンピック」を見たい勇気のある方はぜひご視聴下さい。
ゲームによって人が殺されていく「SAW」
同シリーズ計8作が上映されている、サイコ・サスペンス映画の金字塔とも言える作品です。シリーズ第1作の本作は、古びたバスルームの中で2人の男が片足を鎖で繋がれており、脱出するにはどちらか一方を殺さなくては出られないという死のゲームが繰り広げられます。生々しいゴア表現は非常にショッキングですのでくれぐれもご注意下さい。
カリスマ「ジグソウ」
ソウシリーズといえば、この極限状態のゲームを仕切る「ジグソウ」と呼ばれている人物が鍵を握るキャラクターです。普段はモニター越しでしか正体を現さない悪のカリスマとも呼ぶべきキャラクターは、もはや芸術とも言える残虐な殺人・行動を起こしていくので、その全貌をぜひ注目して視聴してみて下さい。
目を背けたくなるほどのゴア表現があるゲーム3選
オススメの映画をこれまでご紹介しましたが、ゴア表現を含んだ作品は映画だけではなくゲームでもプレイして体験することができます。思わず目を覆ってしまいたくなるようなシーンが含まれているゲームを3つご紹介しますので、気になる方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
日本で発売中止になった「DeadSpace」
あまりの残虐表現で日本で発売中止となってしまった「DeadSpace」をまずご紹介します。謎の寄生虫によってモンスターと化した人間を船の中を舞台として倒していくゲームですが、手や足を切断して倒していく様が非常にグロテスクで、流血表現がかなり多いまさにゴアの極みです。シューティング系とグロ系がお好きな方にオススメです。
ひたすら逃げるしかない「Outlast」
舞台となる精神病院にて謎の実験によって狂った人間からひたすら逃げ続けなければならないゲームです。最大の特徴は攻撃ができないことで、逃げる・隠れるぐらいしかできません。薄暗い中でどこから敵に襲われるか分からない極限状態がいつまでも続く本作に興味のある方は、ぜひプレイしてみて下さい。
時間との戦いでもある
プレイヤーはひたすら逃げなくてはなりませんが、同時に手に持ったカメラの電池残量にも気を使わなければなりません。電池切れになると、一転して暗闇の世界になってしまい事態を悪化させます。早く次の電池を拾わなければならないので時間とも戦わねばなりません。
閲覧注意!見ていられない「サイコブレイク」
精神病院にて発生した大量殺人事件に刑事3名が向かい、そこで怪物に襲われたり突然別の場所に飛ばされたり等、常に襲いかかる恐怖に対して立ち向かうホラーゲームです。グロさが随所に目立った作品で、「ゴアモード」を適応するとさらに過激さを増していきます。サスペンスとホラー好きの方はぜひプレイしてみましょう。