深海魚って透明、ブサイク、光る!?不思議な写真や深海魚検定まで徹底リサーチ!

少し興味が出てきた方にちょっとだけこの検定の練習問題をご紹介しましょう!他にも問題は数多く公式HPにもありますので答えと合わせてぜひご覧ください。思わず次々に解きたくなるおもしろさです。

メンダコは、海中から陸上へ引き上げられるとどうなるといわれているか。

1、体が硬くなる。
2、つぶれてしまう。
3、墨をはく。
4、身体の色がまっしろになる。(引用:深海生物検定 3級(初級)練習問題から)

 

「深海の掃除屋」といわれ、深海底に沈降してきた大型魚類などの死骸や弱った生き物等を餌としている等脚目スナホリムシ科に属する海生甲殻類はどれか。

1、クマムシ
2、オキナエビ
3、スソウミエビ
4、ダイオウグソクムシ (引用:深海生物検定 2級(中級)練習問題から)

2018年に発見! 新種の深海生物3種

出典:PhotoAC

地球のほとんどの割合を占める海にはまだまだ人が到達できない場所があり、そんな場所にはきっともっと数多くの未発見深海生物がいるに違いありません。ここでは2018年に発見された新種の3種をご紹介します。

水深7500mの深海で発見!

水深7500mって、想像できますか?光はもちろん全く届かない闇の世界にも生き物たちはしっかり生きているんです。陸上にいると7.5㎞は車などでは近く感じるかもしれませんが、海の底に向かって7.5㎞と想像するととんでもない深さです。その場所は南米西岸置きのアタカマ海溝で深海調査を行った際に新種3種が発見されました。

どんな生き物?

3種とも半透明のうすいピンク色をした体を持ち、いずれも体長は20~25㎝前後。水温が2℃を上回ることはなく「人の小指に800kgを乗せるのに相当する」水圧の環境に見事に適応していたのです。アタカマスネイルフィッシュと名付けられ、それぞれピンク、ブルー、パープルと区別されました。

新種が発見されるのは珍しい?

このように新種が発見されるのは珍しいのでしょうか?実は珍しくないんです。深海に行く技術や人の手が限定されるためになかなかいけない世界ですが、深海世界には数多くの未発見の新種がゴロゴロいると考えられています。2018年には駿河湾で行った東海大学の研究グループが「オナガインキウオ」を発見したとニュースになりました。

深海生物テヅルモヅルについて詳しく知りたい方はこちら

ナゾが多い分、深海生物は面白い!

深海生物の存在に思いを馳せるとその不思議な姿、生態からまだまだ地球には私たちの知らない魅力が眠っているのだと思いませんか?まさに生き物不思議、地球の雄大な歴史を感じさせくれます。謎に包まれた深海生物たちの魅力にあなたもどっぷり浸かってみませんか?

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