ヒル(蛭)の実態に迫る!ヒル対策やヒルによる吸血治療にも注目!

川や池などの淡水に生息するヒル

主に川や池などの淡水に生息するのはチスイビルと呼ばれているヒルです。このヒルは水中で泳ぐこともできるので、獲物にも近づきやすく、皮膚にくっついてスムーズに血を吸う事ができます。昔は水場の近くで家畜を飼っていたので多く生息していましたが、現在ではあまり水場の近くでは飼う事も少なくなってきたので数は減少しています。

森林などの陸地に生息するヒル

森林や陸地などで主に生息しているのはキバビルというヒルです。見た目はミミズに似ており、口に3本の鋭い歯がありますが動物や人間などには吸血はせず、ミミズなどを食べて生きています。このキバビルをペットにする方も多くいるらしく、オークションなどで1匹3000円~4500円で販売されているくらい人気です。

住宅地や郊外に生息するヒル

コウガイビルというヒルは住宅近くや郊外などに生息しています。これは扁形動物で、他のヒルのように人間や動物に血を吸ったりはしないので無害な生物です。しかし、環形動物とはまた違った分類に属しており、見た目は似ていますが実はヒルの仲間ではないのです。雨上がりの公園や自宅の庭などで見かける事があります。

海水に生息するヒル

海水に生息しているのはカニビルというヒルです。名前からの先入観からか、カニに寄生をしていると誤解されている方もいるようですが実は違います。単純にヒルがカニの甲羅の上に卵を産み付ける事からカニビルという名前が付けられただけなので、カニ自体に問題はありません。

ヒルは自宅の中に住み着く事もある?

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ヒルは種類によっては自宅の中に住み着くことが稀にあります。ミミズかと思ってよく見たら実はヒルだったという事があるようです。どのようなヒルで自宅のどこにいるのかをご紹介していきます。

水場の多い風呂場にいる事がある

自宅の中に住み着くのは、住宅地などによく出るコウガイビルという生物です。ヒルは特に湿気多い所や水気の多い所を好む習性があります。また、台所も水場ですが、どちらかと言うと風呂場の方が害虫などが良く出る事が多いようです。風呂場はヒルだけでなく、他の害虫も住みやすい環境なのです。

ヒル(蛭)は3亜綱に分けられる

ヒルは3亜綱に分けられています。3亜綱と聞いても案外難しい言葉なのでいまいちピンとこない方も多くいます。3亜綱とはいったいどのようなものかをわかりやすく具体的にご紹介していきます。

ザリガニなどに共生する「ヒルミミズ亜綱」

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ヒルミミズとは、ヒルとミミズの2つが合わさったような姿の環形動物です。主にザリガニと共生する小さな動物で、北半球の方で生息しているザリガニの体の表面などにヒルミミズが生息している事が多いです。その他にもエビやカニなどの脚に生息している事が稀ですがあります。

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