ヒル(蛭)の実態に迫る!ヒル対策やヒルによる吸血治療にも注目!

真水で洗い流し終わったら皮膚をつねって血を出すようにしましょう。ヒルが血を固めさせない成分を注入した為、なるべくそれらを出した方が後々傷口が治りやすくなります。ある程度血が出きったら止めても良いでしょう。

消毒液や抗ヒスタミン成分の塗布

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傷から他のばい菌が入って悪化しないように消毒液を塗っておくと良いです。また抗ヒスタミン成分は炎症を抑えてくれる効果があり、風邪薬などでも使われますがヒルの傷口治療にも役に立つのでおすすめです。

アンモニアは厳禁!

アンモニア成分の入ったものを傷口に塗ると余計傷が悪化してしまう恐れがあるので絶対使わないようにしましょう。また、キンカンも傷口に付ける人がいますが、アンモニアと同様炎症を起こす為傷口に使用するのは厳禁です。

ヒル除けにはタバコも効果ある?

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登山やキャンプなどで、ヒル除けに塩や酢などを使ってる人がほとんどですが、中にはタバコをヒル除けに使っている人もいるようです。そこで、どうしてタバコをヒル除けに利用できるのかを解説していきます。

ヒルにはタバコのニコチンが効く

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まず、ヒルは蚊と同じで火が苦手で、おまけに煙も嫌います。タバコに含まれているニコチンは毒物及び劇物取締法で指定されたものでもある為、ヒル除けには充分に効果があります。しかし、タバコにもヒル除けには効果がある事は確かですが、お子さんなどが一緒にいる場所ではあまりこの方法はおすすめしません。

ヤマビルが増殖している理由

ヒルの種類は豊富にいますが、最も数が多いのはヤマビルです。ヤマビルが増殖しているのにも理由があるのです。そこで、どうしてこんなにも増殖していってしまっているのかを詳しく解説していきます。

ヤマビルには敵がいないから

ヤマビルは吸血もするし見た目も不気味ですので、一見天敵がいそうな感じはしますが、実は敵というものが存在しないのです。ヤマビルを捕食する敵もこれと言っていなく、繁殖をどんどんしているので増え続けています。

動物に寄生するヒルが動物と一緒に移動していくから

ヒルは寄生する動物がいないと長く生きては行けません。その為寄生している動物がどこか別の場所へ移動しても、ヒルはそこへ一緒に付いていきます。そして、その場所でもヒルが繁殖をしてしまって数が増えているのです。

ヒルは気持ち悪いだけじゃない!?医療用ヒルとは!?

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ほとんどの人はヒルの事を見た目からして害虫と思っています。しかし、実はヒルは医療用としても使われており、充分世の中の役に立っているのです。どのように医療としてヒルが使用されているのかを紹介していきます。

瀉血治療による細菌感染防止に効果的!?

瀉血治療とは治療の為にヒルを使って血液を素早く採取する治療で、中世期時代のヨーロッパで行われた治療方法です。ヒルには麻酔や血液を固めさせない成分を含んでいる為、治療の手助けなどに役立ったと言われています。また、血液を出してくれるので細菌感染にかからないとも言われているようです。

傷の早期回復に期待できる!?

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大学病院などでは、接合手術をした後にヒルを患部に噛ませることでうっ血作用を防止する効果があります。そうすることで患部の傷の回復が早くなると言われています。また、この医療用ヒルはチスイビルを使用しており、アメリカから輸入して病院で使われます。

医療用ヒルにはデトックス効果も!?

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デトックス効果とは、医療用ヒルに顔の血を吸わせることで美容効果を発揮させるやり方の事です。ヒルを顔の血を吸わせるなんてゾッとすると思う人も多くいますが、無菌に育てたヒルであれば顔の悪い血を吸ってくれるので美容に良いと言われています。

ただし医学的な根拠が解明されていない

これまで医療用に使われている事や、美容に使われている事などを紹介しましたが、実は医学的な根拠は詳しくまだ解明されていないのです。ヒルを可愛く飼育してる側から見たら早く解明されてヒルの印象を変えてあげたいと思う人も多くいるはずです。

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