ペッパーランチ事件の真相とは!?犯人死亡説やその後も調査!

「事件現場には男が4人ほどいた」と被害者は証言しています。しかし北山・三宅以外の共犯者については写真も名前も公開されていません。被害者は睡眠薬を飲まされた上にアイマスクも付けられていたそうで、記憶があいまいだったと考えられます。

女性は店内で脅された際に、「仲間からお前を連れてくるように言われた。大人しくしていれば逃してやる」というような内容の事を北山から言われています。他にも仲間がいると思い込まされたと考えられます。警察も嘘発見器などで北山や三宅の証言に嘘がないか客観的に検証している筈です。

逮捕された2人をスケープゴートにして共犯者2人は逃亡したという説も流れました。警察が追加捜査しないのは2人が在日韓国人で創価学会員だからだという推理のようです。しかし彼らが在日である根拠や創価学会員である根拠はどこからも見つかっていないようです。

ペッパーランチ事件には黒幕がいるという噂もある

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犯人の顔写真も古いものだったり、直近の画像が公表されるまで1ヶ月近く要していたり、ネット上からあっという間に情報が削除されたり、情報公開に関して不可解な事が多かった事件でした。そのため、黒幕がいるのでは?と勘ぐる人たちが多くいたようです。

この事件の翌日5月17日から18日にかけて、愛知県の長久手市(当時は長久手町)において男性が元妻を人質にして民家に立てこもった「愛知長久手立てこもり発砲事件」がありました。マスコミはこちらの事件を優先し、監禁強姦事件は全く報道されなくなったのです。

定かではありませんが、共犯の三宅の父親と立てこもり犯の元親玉につながりがあるらしいとか、立てこもり犯(元暴力団組員)の名前は通称名で日本人ではなく在日韓国人で「大韓民団大幹部の甥」らしいという噂も流れたようですが真実かどうかは不明です。

ペッパーランチ事件は真相を知ってはいけない事件!?

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公開された情報が元々極めて少ない上に規制されるのも早かったこの事件、黒幕がいる、臓器売買や人身売買が絡んでいるという噂が流れたり。あまりにも隠されているので触れてはいけない、知ろうとしてはいけないと思われるようになったのでしょう。

このような事件の場合、被害者を守ろうとすれば加害者の情報も隠す必要が出てくるのかも知れません。どこで糸が繋がって被害者にたどり着いてしまうか分からないからです。過去のレイプ事件では、被害者の実名など公表していないのに、どうやって調べるのかマスコミや野次馬が被害者にたどり着いてしまい、ネットや週刊誌などで有る事無い事書きたて、被害者は更に傷つけられる事が多々あったのです。

ペッパーランチ事件のその後

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飲食店内でスタッフが客を襲うという前代未聞の事件は様々な影響を残しました。北山の店と業務提携していた会社も大迷惑を蒙りました。後に損害賠償請求もされたようですが、犯人に下った判決や現場となった店舗のその後などについて触れておきます。

ペッパーランチ事件の犯人に下った判決

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2007年7月27日に初公判が開かれ、同年9月26日に北山大輔には懲役10年の求刑に対して懲役12年、共犯の三宅は求刑通り懲役10年の判決が下されました。北山は三宅とは対等であり、犯行を主導はしていないと主張していたようですが、裁判長はこれを認めず三宅と同じ10年では足りない、軽すぎると判断したのです。

ペッパーランチ心斎橋店のその後

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事件発覚の直後に親会社は心斎橋店との業務提携を解除しており、店は閉店、その後早い段階で取り壊され、今はビルが建てられているようです。眼科医院がそのビルの一角で開業しているようですが、それ以上の事はわかりません。

ペッパーランチ運営会社のその後

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運営会社であるペッパーフードサービスは2013年、量り売りの分厚い厚切りステーキを立食スタイルで提供する「いきなり!ステーキ」の1号店を銀座にオープンし話題になりました。事件後に閉店した店が数店舗ありますが、2019年2月現在、海外に317店舗、国内137店舗が営業しておりペッパーランチ、いきなりステーキの他にも様々な形態の事業を展開しています。

2009年9月にペッパーランチ山陽自動車道佐波川サービスエリア店で病原性大腸菌O-157による食中毒が発生しました。仕入れた肉が既に汚染されていましたが、これは加工成型肉で中までキチンと火を通す必要があるのですが、調理スタッフに徹底されていなかった事が問題になりました。この件の後、この店舗は閉店になり、運営会社はステーキ類の調理方法を見直し生での提供を止めています。

被害者女性が監禁された泉佐野市のガレージは解体

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女性が監禁されたガレージが今どうなっているかは不明ですが、ガレージは海沿いの港湾部にあり付近は立ち入り出来ないようです。このような犯罪に再び使われないためかも知れませんが真意は不明です。

ペッパーランチ事件関係者のその後

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事件発生から既に10年以上の時間が経ちました。事件の関係者たちはどうしているのでしょう。犯人も被害者も各々が最後の日を迎えるまで、これから先も人生という道は続きます。生きていかなければならないのです。

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