コブダイ釣りの時間帯
コブダウは昼行性の魚で、昼間にエサを取るために活発に行動し、夜はひっそりと身を隠しているので、コブダイを釣る時間帯は日中です。
コブダイの釣り場
それではコブダイのおすすめの釣り場をご紹介していきましょう。生息地・分布のところで解説した通り東北から九州までの日本海側・太平洋側の広い地域に分布しているコブダイですが、瀬戸内海での釣果が圧倒的に高くなっています。関東では東京湾内での釣果報告が多いことからするとやはり穏やかな海が釣り場となりますね。
1、田島・小用地波止(たしまこようちはと)
所在:広島県福山市内海町
施設:駐車スペース(有料)、トイレ有り
特徴:コブダイの釣り場として有名な場所で、コブダイの他にもクロダイやイカなども釣れる釣り場です。
2、洲本港(すもとこう)
所在:兵庫県洲本市塩屋
施設:駐車スペース(有料)、トイレ有り
特徴:コブダイのポイントとして有名な一文字が沖にあり、渡し船を利用していくことが可能です。
3、長浜新港(ながはましんこう)
所在:愛媛県大洲市
施設:駐車スペース有り、トイレ有り
特徴:テトラでコブダイが釣れるポイントです。
4、真浦港付近(まうらこうふきん)
所在:香川県観音寺市伊吹町
施設:駐車スペースあり、トイレ有り
特徴:足場がよいので釣りやすい釣り場で、足元のコブダイを狙える場所です。
5、大黒海釣り施設(だいこくうみつりしせつ)
所在;神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭
施設:駐車スペース(有料)、トイレ有り
特徴:有料の海釣り施設で休憩室や売店なども充実しています。姉妹施設の磯子海釣り施設(所在:神奈川県横浜市磯子区新磯子町)でもコブダイの釣果が確認されていますので、そちらも合わせてご検討ください。
コブダイの釣り方・仕掛け
コブダイは磯や堤防で釣ることが大半で、足元にいるコブダイを釣る場合と少し沖合にいるコブダイを投げ釣りする方法があります。今回は、コブダイの一大生息地である瀬戸内海に面している広島県が発祥の釣り方で、牡蠣を餌にして波止や堤防足元を狙う「かぶせ釣り」をご紹介します。仕掛けは単純で2m前後の硬めのロッドに道糸、ハリス、10号以上のマダイ針をつけたもので原則として錘はつけません。前述の釣り場ではこの「かぶせ釣り」が有効だと思います。水深10m以上の足元が狙えるポイントであれば大物が期待出来ます。
コブダイ釣りのタックルの選び方
コブダイのかぶせ釣りに必要なタックルを選ぶ場合は、以下の点に注意してタックルを選んでください。コブダイは引きが強い魚でアワセたらすぐに全力で巻きとっていく様な釣り方が基本です。そこで、ロッドを選ぶときには硬めのロッドを選択してください。中級者上級者の中には舟竿の先端を細く削るなどの加工を自分でなさって竿を釣る方もいらっしゃいますが、初めてコブダイを釣りに行くのであれば、そういった加工が必要ない「ヘチ竿」が無難です。
次にリールですが、コブダイのかぶせ釣りに適しているリールは、レバーブレーキが付いているスピニングリールがおすすめです。2000番から3000番くらいの中型リールの中から選んでください。両軸リールをすすめる方も多い様ですが、扱いやすさを考えるとスピニングリールの方が簡単だと思います。