吹上トンネルとは?
吹上トンネルは東京都青梅市にあります。青梅市は都内の中でも西多摩地域と呼ばれる東京都西部の最大の都市です。東京の核都市として発展しています。吹上トンネルは東京都道53号青梅秩父線の旧道を行くと見えてきます。吹上峠を貫くトンネルです。
東京都青梅市にあるトンネル
成木街道を青梅市方向から進むと、新吹上トンネルに入ります。距離は600m平成元年の竣工で平成トンネルと呼ばれています。その少し手前に旧吹上トンネルへの分岐がありますが、こちらは現在車止めがあり入れません。しばらく進むと旧吹上トンネル吹上隧道があります。こちらは歩行者と自転車用の隧道です。
トンネルは複数ある
吹上隧道は天井にライトも点っています。昭和28年竣工の通称昭和トンネルです。200mのトンネルを出て道なりに行くと成木街道と合流します。新トンネルの出口で合流です。昭和トンネルと平成トンネルがありますが、もうひとつ明治37年開通の明治トンネルも存在します。バスでは青梅駅から乗り黒沢のバス停下車です。
旧旧吹上隧道(古吹上トンネル)が主なスポット
そのトンネルは旧トンネルの真上にあります。旧トンネルに対して旧旧トンネルと一部では呼ばれています。手前の黒沢のバス亭から通行止めと表示されている道を徒歩で入ります。旧トンネルの真上に位置する辺りにかつて廃屋だった資材置場があり、資材置き場を左側に見て先を見ると明治トンネルが見えます。
明治の建造物らしい古びたレンガのポータルがあります。今はではサクでがっちりガードされて、入り口まで行けません。入口も完璧にふさがれてしまいました。とても入るのは無理な状況です。夏場は草が生い茂り旧旧トンネルを見つけるのも困難かもしれません。それでも今なお多くの人が訪れる証に、あたりにはゴミが散乱しています
吹上トンネルでの心霊現象①
吹上トンネルでは数々の心霊現象が目撃されたり映像に残されてきました。そのため関東有数の心霊スポットとして訪れる人が後を絶ちません。最強の心霊スポット吹上トンネルに纏わる心霊現象を紹介してゆきます。
白い和服を着た女の幽霊
白い和服を着た女の幽霊は、吹上トンネルの心霊現象の中で一番多く語られています。昔テレビで放送された一般視聴者からだとする投稿ビデオには,かなりリアルに姿形が映し出されていました。また今は旧旧トンネルが封鎖されてしまい入れないためか、一部では旧トンネルに出没しているとの噂もあります。
最近では旧トンネルの目撃談だけです。入れないのだから、あたりまえです。旧旧トンネルの入り口付近でも佇む女の噂が多数あります。旧旧トンネルの真ん中あたりの水溜まりには複数の顔が映り込むという体験談もあります。トンネルが完全に封鎖されたのは2009年のことです。旧旧吹上トンネルの動画はネット上に残っています。
吹上トンネルでの心霊現象②
吹上トンネルは三つあります。そのうち、旧旧吹上トンネルが最強の心霊スポットと言われていました。旧吹上トンネルもたくさんの霊が、目撃されています。それどころか霊に追いかけられたという噂も伝わっています。
複数の霊が追いかけて来る
トンネルの中ではなく、トンネルを出てから車に乗り込むと、無数の手形が窓という窓についていたり、トンネルの資材置場からたくさんの顔が覗いている動画が上がっていました。資材置場というのは、廃屋だったところです。吹上トンネルには多くの霊がいて、関東屈指のオカルトスポットになっています。
また取材クルーが入れなくて途中から引き返すこともあるのは、旧旧トンネルばかりではありません。取材していた人が軽い気持ちで入って行き、途中まで行くと妙な胸騒ぎに襲われます。一旦外に出ることを繰り返した後、意を決して奥に進みました。すると、ざわめきが聞こえてきます。どうしても取材しなければ、と無視して奥に進んで行きます。
次第にざわめきが大きくなり、耳をふさぐほどになった時に、声に追われながら、入り口まで戻って来ました。たくさんの追いかけてきた声は外からの声ではなく、心の中でダイレクトに聞こえてきたようです。オカルトライターが逃げ帰るとは相当怖かったのでしょう。普通は取材費もかかりますからアクシデントは喜びます。
吹上トンネルでの心霊現象③
吹上トンネルの心霊現象は実際の事件と関係があると、当時騒ぎになりました。幼女がかかわる事件との関係。動画に残るかすかな声が耳に残ります。水音や衣ずれの音に聞き耳をたてます。同様にトンネルの中でも誰かが聞き耳を立てています。
幼い子の泣き声
幼い子供のかすかな泣き声です。しゃくり上げるような声がビデオに入り込むこともあります。白い車で行くと「ナンデトメテクレナカッタノ」と、聞こえることもあるといいます。実在の殺人容疑で捕らえられた男が幼女を殺害した場所だと、まことしやかにささやかれていました。彼は別の場所で現行犯で捕らえられたのが判っています。
吹上トンネルでの心霊現象④
祟りとか、呪いとか、心霊スポットに必ず登場する噂、吹上トンネルにもありました。数々の噂の中には、具体的に書き込まれているものも幾つかあります。書き込んだ誰もがが現実として恐怖を感じているのです。
訪れた一か月後に不幸な出来事がある
一緒に吹上トンネルに行った友人が行方不明になったとか、帰りにさっそく事故を起こしたとか、親が倒れたとか、足を怪我したとか、一か月のうちには、なにかしら起こります。怖いのは人の世界とて油断できません。かならずしも霊障だとは限りませんが噂をたどると真実があったりします。霊障は信じる人に限り霊障です。
寒くもないのにガタガタ震えても、ただの寒気であり、寒い時期に心臓の鼓動が早鐘のように打って、体がやけに熱い。風邪だなっと笑います。一緒に肝試しに行った6人のうち5人が何らかの不幸に巻き込まれたら、どうとらえるかは自分次第です。でもここで撮られた心霊写真はあまりにはっきりしていて逆に不信を抱かれるのです。
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吹上トンネルでの心霊現象⑤
吹上トンネルに向かうと、一軒の廃屋があります。この家こそが、すべての発端と言ってもいいでしょう。廃屋には霊現象に纏わるものがそのままの状態で置かれていました。トンネルと廃屋、そこに関係する人々、ここでもう一人の登場人物を紹介します。
老婆の霊
旧吹上トンネルです。ここには老婆の霊が出るとされています。トンネルの中で老婆がトラックに押し潰された痕が今も残っていると語られている場所です。老婆は廃屋の老婆だとする説もあります。壁には多数のシミがありますから、シミがそう見せていると言う人もいます。逆さまにぶら下がる老婆のシミはありません。
吹上トンネルの近くにある廃屋に関するエピソード
最強の恐怖と噂されている旧旧吹上げトンネルにまつわる話しは、聞いてしまった者に最強の恐怖を呼びます。問題の廃屋にまつわる話です。この廃屋はかつて居酒屋だったという話もあれば、親子が暮らしていたという話もあります。ドライブイン説もチラホラしています。