巨大魚オオニベ釣りの魅力は?
150センチを超える大物がサーフから狙えるっていうのは魅力的です。大物がヒットした時の感触は忘れられない記憶となります。多くの釣り師がオオニベを狙ってハイシーズンにやってくるには理由があります。オオニベ釣りの魅力はオオニベのサイズ、砂浜から狙えるということ、そして、稀少であるということです。
オオニベを釣り上げることができる釣り人の割合は2%程度でしょうか。多くの釣りキチがオオニベを狙っていてもなかなかゲットできません。三大怪魚と同等に扱われるオオニベ釣りにロマンを感じる人は多いです。オオニベは相模湾より南に広く分布しています。宮崎は放流を行っていることもあり、オオニベの数が多いと考えられています。宮崎以外でオオニベを釣り上げるには難易度が上がります。狙いはハイシーズンの宮崎太平洋側です。
オオニベの生態・特徴を知る
オオニベを釣り上げるには生態や特徴を知っておきたいところです。オオニベの気持ちがわかるまでとはいきませんが、オオニベのことを少しでも知っておくことが大事です。オオニベの生態を知り巨大魚を釣り上げましょう。
オオニベが150センチ以上になるには長い年月がかかります。寿命も長いと考えられます。大きく育ったオオニベ沖合に生息しています。そんなオオニベがどうして沿岸で釣ることができるのでしょうか。生態・特徴を見てみましょう。
オオニベの生態
大西洋、インド洋など広く分布し、国内では銚子より南に分布している。九州の南、太平洋側、高知などに多く分布している。推進150mまでの砂底を好むといわれている。産卵の時期になると沿岸に現れる。30㎝ぐらいの小さいものは河口付近でみられることもある。
オオニベの特徴
スズキに似ているためか、宮崎ではミナミスズキといわれています。また、高知ではオオニベのことをヌベと呼んだりするようです。体の色は青銅色を帯びた銀色で綺麗な鱗を持っています。側線に白い斑点があります。オオニベが食べるのは魚類や甲殻類、多毛類などです。オオニベはスズキ目スズキ亜目ニベ科オオニベ属に分類されています。重さは30kgを越えます。オオニベからとれるニベニワカは接着剤として使えるようです。また、耳石という石が取れ、漢方薬として使われたり、宝石として大事に扱われたりされています。
オオニベの生息地・分布は?
南シナ海や日本、台湾などの東シナ海にも広く生息しているオオニベですが、大型の魚で味が良いので食用として親しまれています。日本には九州の太平洋側で多く生息していて北は、外房あたりまで見られます。瀬戸内海でもみられますが、少ないようです。
オオニベの生息地
オオニベは推進150mぐらいの沿岸から沖合の海に生息しています。やわらかい砂底の海に多く見られます。産卵期になると沿岸に近づいてきますが、通常時にオオニベを狙う事もできますが、浮袋が飛び出す可能性があるのでお勧めできません。
オオニベの分布
オオニベは日本国内では、銚子より南に生息しています。世界を見てみても広く分布している魚です。オオニベ釣りの人気のスポットはやはり宮崎です。シーズンになると多くの釣り人がオオニベを狙いに宮崎のサーフにチャレンジしにやってきます。宮崎の県央のサーフは40キロ以上続く砂浜があります。日向灘に面した砂浜には多くのファンがやってきます。中でも佐土原町の海岸、新富町の海岸などは人気があり、ハイシーズンには所狭しと釣り人が狙っているポイントです。
オオニベの旬・時間帯を知ることが攻略の糸口
オオニベを攻略するにはオオニベの行動を理解しておかないといけません。オオニベはいつ頃沿岸に現れ、何を食べ、どういうポイントに集まっているのかを見ていきます。逆にいうと、ポイントを抑えると十分狙える大型の魚といえます。
オオニベのような大型魚を釣るには船の上から糸を垂らして釣るほかないと思われていました。実際、オオニベは水深150mの砂底に生息しているので沿岸からは狙えないはずの魚です。底引き網漁でもしないとピンポイントで釣り上げることが難しいです。
オオニベが一番おいしい旬はいつ?
オオニベは産卵直後のやせ細った時以外は常に安定しておいしい魚といわれています。あえて旬をいうなら夏の終わりごろから秋にかけてでしょう。産卵前は脂がのってとてもおいしいとされています。世界的に見てもオオニベはおいしい魚と認知されています。
オオニベを狙う時期は?
オオニベを狙うなら沿岸に近づく時期がいいです。12月から1月にかけて産卵のために沿岸までやってきます。十数メートルのあさせまでやってきます。狙いは産卵の時期とその前後です。ポイントを絞ることができれば可能性がぐっと高まります。