こちはおいしい高級魚!料理やさばき方、値段なども【画像あり】

片身に付いたままになっている腹骨を取る作業です。腹骨の上部に逆さ包丁を入れて先端を浮かせます。次にその浮いたスペースに包丁を入れて腹骨をすきます。

最後に皮一枚の状態になったら包丁を立てて切ります。腹骨は両片身に付いているのでどちらも処理します。

こちの捌き方を動画で見てみよう

こちらには捌き方の動画を掲載しました。動画を見ると、その都度魚の向きを動かしているのがよくわかります。ここがポイントです。

正しい方向に包丁の刃を進めるために重要になるので覚えましょう。透き通るような非常にきれいな身であることも確認できます。

コチの捌き方を詳しく知りたい方はこちら

【魚】こちの値段、買ったらいくら?

出典:PhotoAC

食べてみたい!調理してみたい!となっても釣りをしない人には買うしか手に入れる手段はありません。そうなるともっとも値段が気になるところです。

高級魚とされるだけあって高いのか、それとも意外に安いのかを他の魚と比較しながら解説します。

こちは鮮度落ちが早い魚

出典:PhotoAC

特に内臓からの腐敗が早く、そこを起点に急激に全体の鮮度が落ちていきます。なので活魚で手に入れるのが一番ですが、水揚げ量が少ない上にそのほとんどは料理店などに卸されてしまいます。

せめて活き締めで手に入れたいところですが活き締めに処理されているのも高値傾向にあります。

こちは高級魚!

出典:PhotoAC

「夏のコチ、冬のヒラメ」と言われるほどで、ヒラメの味が落ちる夏場は反比例するようにコチの値段が上がります。1kgあたり3500〜5000円を相場と捉えておきましょう。

旬のヒラメで1kgあたり5000〜7000円なので大差ないことがわかります。言うまでもなくもっともお得なのは釣り上げる以外にはありません。

【魚】こちのおすすめレシピ5選を見てみよう!

上質な白身を存分に味わうことのできるレシピを紹介していきます。淡白でクセがないのでどんな和風、洋風、どんな料理にも合わせやすいのが特徴です。ここでは中でも特に人気のある定番のレシピを紹介します。

こちの魚料理①:刺身の作り方

活魚や活き締めされた鮮度良好のものが手に入ったらぜひ刺身で食べてみましょう。弾力のある歯ごたえを持った白身はフグにも引けを取らないおいしさです。さっぱりしていますが優しい微かな甘みも感じることができます。

材料とワンポイントアドバイス

材料(2人分)

  • こち 半身
  • 小葱 適量
  • ポン酢

もちもちした歯ごたえがあるので薄造りにするとちょうどいい口当たりで食べることができます。調味料は醤油よりもポン酢の方がよく合います。アクセントに紅葉おろしなどがとてもよく合います。

美味しい作り方

3枚におろした後、皮引きと骨の処理をして薄くスライスするだけです。しっかり捌くことができれば簡単に作ることができます。どちらかというと小骨が多いので最後の骨抜きが少々大変かもしれませんが、あとあと口に残らないように入念に行うようにしましょう。参考レシピhttps://cookpad.com/recipe/5225470

NEXT こちの魚料理②:天ぷらの作り方