カブトニオイガメは水槽に入れやすく、とても飼いやすい生き物なのです。飼いにくいというイメージを持っている人も少なくないですが、全くそんなことはありません。水槽も中くらいの(約60cm程)のサイズを用意すれば良いでしょう。
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カブトニオイガメの性格
カブトニオイガメを初めて飼いたいと思っている人も、このカメの性格を理解してからの方が後々飼いやすくなるでしょう。そこで、カブトニオイガメの性格はどういう感じなのかなどを詳しく紹介していきます。
かなり乱暴
カメはほとんどが大人しいというイメージがありますが、実はカブトニオイガメは意外に気性が荒く、暴力的なカメなのです。
簡単に言うと、自分勝手な性格で、飼うのが嫌になったという人も中にはいます。その乱暴さを理解して飼っていけるかを考えておかなければなりません。
単独での飼育がおすすめ
カブトニオイガメは、多頭飼いをすると毎日のように喧嘩をしてしまう可能性が高いので、あまり良くありません。もし飼うのであれば、1匹だけを購入して飼うのがおすすめです。
もし数匹飼う事を考えるのであれば、別の水槽を用意して別々で飼った方が良いでしょう。
カブトニオイガメはペット向き
飼育することで大事なことは、向いている生物と向いていない生物があるのでよく考えなければなりません。カブトニオイガメをペットにするのに抵抗がある人もいますが、実はこのカメはとてもペットとしてふさわしい生き物なのです。そこで、どういった所がペット向きなのかなどを紹介していきます。
人になつくことも
ペットを飼うのであればやはり、飼い主である自分になついて欲しいと誰もが思うでしょう。実はカブトニオイガメでも、慣れてくると飼い主にとてもなつくことが多いのです。
なついてくると飼う側も可愛く思えてたまらなくなり、これも人気の理由の一つでもあります。
寿命が長い
カメは水の生き物の中では長寿と言われている事は、誰でも聞いたことはあるでしょう。カブトニオイガメも同じように寿命が長く、中では20年近くも生きるものもいるのです。
犬や猫と同じような感覚でペットとして十分楽しく暮らせるのでおすすめです。
カブトニオイガメの飼育方法
カブトニオイガメを少しでも飼いたいと思っている人などは、肝心の飼育方法を知っておかなければなりません。どのような生き物を飼うにしても、まずは飼育する準備をすることが大切です。そこで、飼育するのに必要な道具や、食べる餌などを詳しく紹介していきます。
飼育に必要な環境
この商品はガラスの水槽、フィルター、隠れ岩、カルキぬきなどがセットで入っています。カメはカルキに弱く、隠れる習性もあるので隠れ岩とカルキ抜きは必須です。また、飼育に適した水温は25~30度に保つことで、カメも快適にしていられます。
雑食で何でも食べる
食べる餌は基本的にミミズで、カメ全般的に一番好んで食べやすい餌でもあります。カメは特に生餌を好むので、なるべく新鮮な生きたエサを与えるとカメも喜ぶでしょう。
また、ペットショップなどでカメ専用のフードも売っているので、いつでも気軽に買うことができます。
乾燥海老
カブトニオイガメはミミズや専用フードだけでなく、乾燥海老も好んでよく食べます。一般的にスーパーなどで売られているものを与えても全く問題はありません。
ペットショップで買うよりも近所のスーツケースで買う方が安上がりなのでおすすめです。
青虫
次に好むのは青虫で、この虫はモンシロチョウの幼虫なので、春の暖かい時期にしか捕れないというところがデメリットでもあります。
また、青虫以外にミルワームも好んで食べます。また、これはペットショップで簡単に購入できて、値段も300円ほどで売っていることが多いので経済的にも優しいです。
鶏のササミ
カブトニオイガメだけでなく、他の種類のカメもササミは大好物なものも多くいます。ササミは熱は加えなくても、新鮮なものなら生で与えても構いません。
食べやすいようになるべく小さく切ってあげると、スムーズに食べることができるでしょう。
カブトニオイガメは日光浴が好き
カメ類は水の中にずっといるイメージを持っている人も多くいますが、意外なことにカブトニオイガメは日光浴がとても好きなのです。
このことを初めて聞いた人は驚愕する人も多くいます。ここでは、このカメの日光浴のことや、水槽の中は何を置いたら良いのかなどを紹介していきます。
甲羅干しは見ていて癒される
カブトオニガメは、甲羅を太陽の日差しに当ててくつろいでいます。飼い主の方もその干している姿を見ていると、心がゆったりしてとても癒される気分になります。癒しが欲しい人などには特にこのカメを飼うことをおすすめします。
水槽には陸場を設けよう
水槽には水だけにするのではなく、陸場を設置すると喜びます。陸場があれば、日光浴もしやすくなるのでカメにとっては最適です。また、水場はだいたいどのくらい必要で、陸場はどの場所に設置するのかなども考える必要があります。
カブトニオイガメのトラブル
どのような生き物を飼う時も、気を付けなければならないことはある事でしょう。カブトニオイガメは意外に繊細な生き物なので、十分な配慮がをしなければなりません。ここでは、カブトニオイガメを飼育するにあたっての注意点などを紹介していきます。
臭いを放つ
ペットとして飼うとなると、飼い主の方も構いたくなることがありますが、あまり極度に構い過ぎない方が良いでしょう。
猫と同じで、カメもしつこいことは嫌う生き物でもあります。カブトオニガメは特に、ストレスが溜まってくるとスカンクのように悪臭を放つので、ほどほどに接することをおすすめします。
水の交換が大事
水は常に汚れるので常に掃除する必要があります。汚れをそのまま放置していると、病気になることもあり、最悪の場合死んでしまう恐れがあります。
カメだけでなく、人間側にも病気が移る可能性も否定できません。水の交換は怠らないようして、常に綺麗にすることを心がけましょう。
カブトニオイガメを飼ってみよう!
カブトニオイガメはペットとして非常に飼いやすく、ペットとして一緒に暮らすのに最適な生き物です。購入を検討する前にこのカメの習性をしっかり理解しておいた方が良いでしょう。飼ったみたいと思う人はペットショップなどへ探しに行って、飼ってみてはいかがでしょうか。
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