定番の鰹のたたきも美味しいけれど、いつも同じでは飽きてしまいます。いつもとちょっと違うものを作って、周りの人をアッと驚かせてみたいところです。
簡単に作れて、できるだけ特別な材料を使わないレシピだと何度も作りたくなります。
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鰹のたたきのなめろうの作り方
なめろうと言えば鯵のイメージが強いのですが、静岡県磐田市の福田地区には郷土食に鰹の味噌たたきがあったり、鰹節の産地では血合いだけ集めて薬味と酢を入れて包丁でたたいた血合いのたたきもあります。
①材料とワンポイントアドバイス
材料は鰹のたたき、(タレ)にんにく、しょうが、味噌、醤油、(薬味)ねぎなどです。作る時のポイントは鰹のたたきを包丁でたたくように切ることです。その後タレと一緒に練るように包丁でたたきます。ご飯の上に乗せて食べても美味しくいただけます。
②美味しい作り方
まずは、鰹のたたきをまな板に置き、包丁でたたき細かく切ります。次にタレを加え包丁でたたき混ぜ、最後に薬味を入れたたき混ぜます。青じそなどを、なめろうを皿に盛りつけた横に添えても美しく仕上がります。詳細なレシピはこちら(鰹のたたきのなめろう)
ネギ塩だれの鰹のたたきの作り方
こちらは定番の鰹のたたきにタレをアレンジした、ネギ塩だれです。ポン酢を使わないレシピで定番とは大幅に違った味を楽しめます。
ネギ塩だれは鰹のたたきだけではなく、お肉に乗せたりチャーハンに入れたりと万能調味料です。
①材料とワンポイントアドバイス
大人気のネギ塩だれの材料は、ごま油、めんつゆ、塩、にんにく、ネギを合わせたソースに鰹を漬け込むだけで出来上がります。味がしっかり染み込むように冷蔵庫で1時間以上おくことがポイントです。
②美味しい作り方
作り方は、サクの鰹とネギ塩だれの材料をジップロックなどに入れ漬込ませた後、鰹を取り出しスライスし皿に盛り付けます。
その上に漬け込んだタレをかけて最後に千切りした大葉を散りばめれば完成です。詳細なレシピはこちら(ネギ塩だれの鰹のたたき)
鰹のたたきのマリネ&カルパッチョの作り方
鰹のたたきマリネとカルパッチョもおすすめです。マリネとカルパッチョは似ていますが、マリネは材料を漬け汁に漬け込んだ調理方法のこと、カルパッチョは作ったソースをかけるだけの料理名のことです。
①材料とワンポイントアドバイス
マリネの材料は、鰹のたたき、(薬味)玉ねぎ、水菜、白ゴマ、(マリネ液)酢、だし汁、醤油、砂糖、すりおろしにんにく、ごま油です。
だし汁、醤油、砂糖の代用として、めんつゆを使用しても美味しくできます。
カルパッチョの材料は、鰹のたたき、(薬味)玉ねぎ、トマトなど、(ドレッシング)EVオリーブオイル、醤油、塩こしょう、粒マスタード、レモン汁、乾燥バジル、パセリです。
レモン汁がない場合は、風味がなくなりますが、酢でも代用できます。乾燥バジルとパセリは、色味が似ているということで、青のりでも代用できます。
②美味しい作り方
マリネの作り方は、玉ねぎをスライスし水にさらし、マリネ液にしばらく漬けます。鰹のたたきをスライスしマリネ液ごとかけて完成です。
鰹のたたきもマリネ液に漬けても、美味しく仕上がります。詳細なレシピはこちら(鰹のたたきのマリネ)
カルパッチョの作り方は、玉なぎをスライスし水にさらし、トマトなどもカットします。
ドレッシングの材料を合わせ冷蔵庫で冷やし、鰹のたたきの上に玉ねぎやトマトを乗せドレッシングをかけて完成です。詳細なレシピはこちら(鰹のたたきのカルパッチョ)
鰹のたたき揚げの作り方
鰹のたたきを油で揚げても美味しくいただけます。下味に漬けて片栗粉をまぶし揚げた、鰹のたたきの竜田揚げやパン粉を漬けて揚げた鰹のたたきカツなどあります。
刺身が苦手な方や、刺身に飽きてしまった方にぴったりな料理です。
①材料とワンポイントアドバイス
竜田揚げの材料は、鰹のたたき、(下味)醤油、ごま油、にんにく、しょうが、(揚げ粉)片栗粉、揚げ油です。下味には10分以上漬け込むのがポイントです。しっかり味を漬け込むことで美味しさが増します。
カツの材料は、鰹のたたき、にんにくスライス、こしょう、(衣)小麦粉、卵、パン粉、揚げ油です。にんにくスライスが苦手な方は、風味付け程度で、おろしにんにくで代用しても美味しくできます。
②美味しい作り方
竜田揚げの作り方は、ビニール袋やジップロック等に下味の材料を入れ、カットした鰹のたたきを10分漬け込み、片栗粉をまぶして揚げます。
余分に付いた片栗粉はパンパンと手ではたくとカリっと揚がります。詳細なレシピはこちら(鰹のたたき竜田揚げ)
カツの作り方は、カットした鰹のたたきに入れた切り込みに、ニンニクスライスを入れ、こしょうをかけて衣を付けて揚げます。身をレアにしたい場合はサクの鰹のたたきに衣を付け揚げた後、カットします。
短い時間で外側だけカリっと、中身はレアに揚げるのがポイントです。詳細なレシピはこちら(鰹のたたきカツ)(鰹のたたきレアカツ)
鰹のたたきの冷製パスタの作り方
冷製パスタは、イタリアの料理人が日本の蕎麦をきっかけに発案されたとされています。ツルっと冷たい喉ごしで、夏にぴったりな冷製パスタは冷たいソースが絡みやすい細めのパスタ麺がおすすめです。
①材料とワンポイントアドバイス
冷製パスタの材料は、鰹のたたき、スパゲッティーニ(太さ1.6~1.7mm)、ナス、(ソース)ミニトマト、ケッパー塩漬け、塩こしょう、EXオーリーブオイル、バルサミコ酢、レモン汁、(飾り)イタリアンパセリです。
鰹のたたきとバルサミコ酢はとても良く合うので、鰹のカルパッチョや鰹のステーキなどのソースにも使われます。
②美味しい作り方
ナスは輪切りにし油で揚げ、麺を通常の時間より1分程長く茹でます。茹で上がったらザルに上げ、あらかじめ冷やしておいた氷水に浸けて一気に冷やし、水気を切るためキッチンベーパーなどで拭きます。
ソースの材料をボールに入れ混ぜて冷蔵庫で冷やし、そのボールの中に麺を入れソースと絡めます。皿に盛り付けてナスとイタリアンパセリを飾ります。詳細なレシピはこちら(鰹のたたきの冷製パスタ)
鰹のたたきの本場―高知県で食べるならこの店!
鰹は土佐の魚と言われ、高知県の魚としても指定されるほどです。鰹のたたきは藁で焼いたのが始まりとされていて、高知県には、カラッと焼ける藁焼きを体験して食べられる店など人気店が数多くあります。
高知県のお店①明神丸
明神丸はグループ展開している、藁焼き鰹塩たたきで有名なお店です。
本店は居酒屋として夕方からオープンしますが、高知県のソウルフードが食べられるフードコートひろめ市場店と、ひろめ市場店の近くにある帯屋町店は昼前からオープンしますのでランチで食べることができます。
高知県のお店②やいろ亭
やいろ亭は、ひろめ市場に店舗を持つ鰹のたたきの美味しいお店です。
昼前からオープンしていますのでランチで食べることができます。やいろ亭では、塩たたきとタレたたきがあり、どちらが好きか、みなさん比べながら食べています。
高知県のお店③土佐タタキ道場
土佐タタキ道場はかつお船というドライブインレストラン内に店舗を構えています。
こちらは藁焼きを体験して食べられるお店です。串に刺さった鰹を火の付いた藁で焼き、カットしてもらい、薬味などを自分で選び食べることができます。オープンしている時間は10時30分から15時までです。
新しいカツオのたたきを体験してみよう!
定番の鰹のたたきは、もちろん美味しいのですが、色んなアレンジを加えて飽きることなく鰹のたたきを食べる方法をご紹介しました。
ヘルシーで栄養満点な鰹を大人はもちろん、お子様まで一緒に食べれるようにするために調理できたら、周りの人がアッと驚ろいてくれるはずです。
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