オオハシは骨格が面白い鳥!その生態や種類を徹底解説!ペットとしても飼える?

せっかく家族の一員として迎えるのであればこれらのことも頭において、彼らが少しでも幸せな生涯を全うできるようにきちんと準備してから迎えましょう。

エサ

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オオハシ専用のフードが販売されていますからまずはそれを与えるのがいいでしょう。人工飼料に慣れていなければ野生と同じように虫や果実、昆虫などを与えてやる必要があります。

また彼らは南国の鳥なので果実も南国のものを好みます。毎日の食事で満足いくだけ与えてやるには経済的にもしっかりした基盤が必要といえるでしょう。

飼育環境・スペース

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飼育環境は広いに越したことはありません。体長ですでに30センチを超える個体がほとんどですから、羽ばたこうと思って翼を広げた際にはそれよりも大きなスペースが必要であることは想像に難くありません。

さらに彼らの最大の特徴である大きなクチバシをぶつけて傷つけないようにすることも大切です。骨折しないように最低でも150㎝の大きさのケージが必要でしょう。一部屋あったっていいかもしれないほどです。

また室温や湿度も生まれ育った熱帯雨林の環境を再現してやるために重要になります。加湿器やエアコンなどで24時間365日調整する必要があります。水浴びも好きなのでプールなども用意してあげるといいでしょう。

飼う場合の注意点

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様々な困難を解決し、実際にオオハシを飼う条件がそろったのであればさらに飼う場合の注意点も考慮していきましょう。鳴き声や飛行方法などについて詳細にお伝えします。

鳴き声は?

鳴き声はとても大きいです。騒がしい熱帯雨林の中でも響き渡るほどの大きな声です。1キロ近く離れた場所でも聞こえるとされています。飼い主になつくので、構ってもらえなかったりすれば大きな声で鳴いて呼ぶことも考えられます。

どうやって飛ぶ?

大きな翼を持つオオハシですが、特徴的なくちばしを持つため長時間の飛行や他の鳥たちのように旋回しながら飛んだり枝と枝の間をする抜けるような動きは苦手です。

体をほっそりとさせてからぴょんぴょんと羽でバランスをとりながら素早く木々の間を飛んでいきます。

値段と購入方法

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値段は種類にもよりますが安くても20万円以上はすると思っておきましょう。広い飼育スペースが必要なことからもペットショップなどで見かけることは少なくネットショップなどで探すのが一番確実でしょう。

オオハシに会いに行こう!

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美しく大きなクチバシを持ち、明るく人懐っこい性格をしたオオハシの魅力は伝わりましたでしょうか?飼育するのは率直に言って難しいですが、その代わり日本の様々な動物園などで会うことができます。

彼らの生まれ育った地での個体数は年々減少の途をたどっていると言われています。会いに行った際にはこんな魅力的な生き物たちがいつまでも暮らしていけることを願わずにはいられないでしょう。

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