さんまのはらわたレシピ6選!簡単な取り方!食べる?食べない?

ニンニク、鷹の爪を弱火で熱を通し、香りが立ってきたら野菜を入れます。玉ねぎが透明になったら切り身を入れ両面を軽く焼いたらワタを入れて日本酒を少々入れソースの出来上がりです。

あとはパスタが茹で上がったら一気呵成に絡めていきましょう。詳細なレシピはこちら

はらわたの栄養素って?

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ほろ苦い食味が好きな人にはクセになるはらわた。勝手に捨てたら怒られてしまうこともあるくらい熱狂的なファンもいる珍味ですが、どうせ食べるのなら栄養素の部分も気になるものです。

ここではどのような栄養分が含まれているのかを解説します。

はらわたに含まれる代表的な栄養素

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「良薬口に苦し」ではないですが、苦味が特徴であるはらわたには実は多くの栄養素が含まれており、捨てるのが本当にもったいないくらいです。

ここでは代表的なものを抜粋してみました。普段口にしない人もぜひ参考にしてみてください。

レチノール

多くの化粧品や美容液に配合されているビタミンAの一つで、コラーゲン生成を促進する効果をもたらします。美肌に有効な成分で、シワにもっとも効果的です。

また、たるみ、くすみ、目のクマを消すのにも力を発揮します。女性の味方のような栄養素です。さらに皮脂の分泌を抑制したり抗酸化作用もあるのでニキビ予防にも最適と言えます。

ビタミン12と鉄分

「赤いビタミン」という異名をもつ赤血球を作り出すのに有効的なビタミンです。こちらは鉄分と組み合わせて摂取すると貧血の解消にも効果があります。

さんまは身にも鉄分が含まれていますが、内臓にはそれよりも多い鉄分が含まれています。普段貧血気味の人や、女性には非常に助かる食材です。

はらわたが食べられる魚はここが他と違う!

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さんまの腹わたを食すことができるように他の全ての魚でも食べることができるかというと実はそうでもありません。どちらかというと食べられない魚の方がほとんどです。

ではその違いは何なのでしょうか。雑学のような話ですが知れば意外に面白いその違いについてお話しします。

胃がないかあるかの違い

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多くの魚の体内には胃が存在しています。胃には食べたものを貯蔵する役割があり、そこから栄養を吸収し残りは腸管を通って最終的に排泄物になりますが、さんまには胃が存在せず食べたものはすぐに腸に入る作りになっています。

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そのため消化が非常に早く腸内に異物がないことがほとんどです。一方で胃がある場合は消化がゆっくりです。特に釣りをする人であれば捌いた時に小魚や甲殻類を発見したことのある人もいると思います。

このように大体何かが含まれているので基本的には食べるには向きません。ぜひ処理をして調理するようにしましょう。

さんま以外にはらわたを食べることのできる魚は?

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同じような体のつくりをもった魚でトビウオやサヨリがあげられます。さんま同様に胃がないので非常に消化が早い魚です。

食べ方も塩焼きやソースの隠し味に使ったりなど、さんまと同じように使うことができる食材です。ぜひ見かけた際は食べてみてください。

さんまのはらわたを食べてみよう!

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食べられる人も、そうではない人も、さんま自体は私たち日本人にとって非常に身近な秋の食材です。今回ははらわた中心の楽しみ方を紹介してきましたが、もちろん無理をして食べる必要もありません。

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