人間とチンパンジーの中間種「オリバー君」とは?その奇妙な運命と取り巻く人間ドラマ

ギャラップ博士の話

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まさかの話の出所が、ミラーテストと呼ばれる自己認知能力の研究と実験、実証を行った事で有名な、ゴードン・G・ギャラップ博士でした。彼がかつて研究室の教授から聞いたという話は、以下のようなものでした。

1920年代、アメリカフロリダ州の霊長類研究センターで、「メスのチンパンジーを人間の男性の精子で妊娠・出産させた。しかし数日の内に実験に関わった研究者たちは、道徳や倫理といった良心の呵責に苛まれ、生まれたヒューマンジーの個体を安楽死させた」という、にわかには信じ難い内容です。

ロシアや中国で行われたハイブリッド実験

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1920年代にはロシアで、1960年代には中国で同様のハイブリッド実験が実施されたのだそうです。ロシアの実験では、アメリカ同様の実験を行うも失敗し、後年にオランウータンの精子で人間の女性を妊娠させよう試みたものの、オランウータンが死亡し実験は中断。中国が行ったとされる実験も失敗に終わったと言われています。

こういった研究は、一部の噂話として各国でも行われいたともされています。あくまでも”そうらしい”というレベルに留まっているため、真偽のほどは未だもってわかりませんし、”なかった”という証明も困難なのです。

その後のオリバー君

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日本で一大旋風を巻き起こしたオリバー君でしたが、流行りあれば廃れあり。朝日新聞によって番組の内容が偽りであり、オリバー君は”ただの”チンパンジーだったことが明るみになると、次第にその人気も衰えメディアからもその姿を消してしまいます。

米国でたらい回し

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日本での興行が終わったオリバー君を待っていたのは、アメリカの地で次から次へと所有者による転売を重ね、見世物小屋をたらい回しになる日々でした。見世物小屋での観衆の興味も冷め、もうオリバー君の居場所はなくなっていたのです。

化粧品の動物実験を行う会社に売却

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見世物小屋を転々とした1980年代後半、オリバー君は化粧品会社の実験動物として売却されてしまいます。実際の実験に使用されることはなかったようですが、7年間という長い間、立ち上がり手足を伸ばすことも叶わない、たった1.5メートル四方の狭い檻に閉じ込められ、心身共に衰弱しきって発狂寸前にまで追い詰められていたのです。

動物保護施設で晩年を過ごす

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そして1996年、寄付金によって運営される非営利動物保護団体「プライマリリ・プライメイツ」によって保護されることになりました。テキサス州のサンアントニオ保護区で、オリバー君はやっと安住の地を得られたのです。そこでは他のチンパンジーとも打ち解け、レーズンというメスのチンパンジーのガールフレンドもできました。

2000年に放送された日本テレビの「あの人は今!?」という番組では、保護区で暮らすオリバー君が紹介されました。その姿は体毛も生え揃い、レーズンにチンパンジー特有の発声や求愛行動をとる、「チンパンジーのオリバー君」でした。「人間のように振る舞うこと」を強要され、作られたかつての姿はそこにはありません。

 

世界各国で発見された謎の生き物

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日本で「ヒューマンジー」「謎の類人猿」と謳われた事で有名なオリバー君ですが、世界各地にも彼のような不思議な生き物や、それが原因で不幸な結末を迎えてしまった例などを紹介していきたいと思います。

悪臭と共に現れるスカンクエイプ

赤褐色の巨体は170cm~180cm、直立二足歩行が可能な類人猿と思われる生き物で、ビッグフットの一種とされています。主に目撃例はアメリカのフロリダ州に限定されており、その姿と共に吐き気を催す強烈な悪臭を放つのが特徴的。地元ではスワンプ・モンスター(沼地の怪物)と呼ばれています。

謎の生き物の咆哮?!

ハッシュタグにスカクエイプと付いたこの動画は、カナダのコロンビア州で撮影されたものです。その姿は記録されていないものの、雪深い林の向こうから轟く謎の咆哮が録音されています。地域固有種のヘラジカではないかと言われているようですが、詳細は不明です。

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