投げ釣りのコツは、竿を2本から3本用意することで、並べてポイントを狙うのが一般的になります。鈴を竿先に付けておくと初心者には、当たりがわかりやすいでしょう。朝夕のマヅメ(夜明け前であったり日没前後の薄らぼけている状態のこと)時の暗くなったときなども、目で当たりを確認できないときに役立ちます。
吸い込み釣りのエサの付け方のコツ
吸い込み釣りのエサの付け方のコツは、中心のらせんに練りエサを丸めて付けていきます。そのあとに、周りのハリを団子になったエサに埋め込んでいきます。1本だけある長いハリに、食わせエサを取り付けて完了です。
鯉釣りの仕掛け
鯉は、いろいろな仕掛けで狙うことができます。一般的なエサ釣りの仕掛けを紹介します。自分のスタイルに合った鯉釣りの仕掛けを習得しましょう。
一本針仕掛け
一本針仕掛けは、針が一本だけという最もシンプルなものになります。ぶっこみ釣りとも言われていて遊動式のオモリを使います。エサは、食わせ餌のみの使用になるので、仕掛けが単純な分、手返しがしやすいためミミズ、タニシ、ザリガニなどの生き餌を使用します。
吸い込み仕掛け
鯉がどんなエサでも喰いつくことを利用した仕掛けが、吸い込み仕掛けとなります。一般的には約5本程度のハリと渦巻き型の傘が一つに結ばれている仕掛けです。市販のもので、吸い込みバリセットを使います。
ヨーロピアンカープフィッシング①
このフィッシングは、ヨーロッパで主に流行ったフィッシングでユーロスタイルになります。フレキシブルに鯉を釣り上げるため、専用の道具が必要になります。ゲーム性が高く日本でもそのスタイルが注目されている釣り方のひとつです。
ヨーロピアンカープフィッシング②
魚群探知機やバイトアラームなどのハイテク機械を使うことも特徴です。仕掛け一つをとてもたくさんのパーツがありますし、道具を揃えるだけでも難しそうなイメージがあります。しかし、仕掛けセット、ニードル(針)、エサが揃えば始められます。
鯉釣りのおすすめのタックル
鯉は、大きく約60~70㎝と成長する魚です。小さな川や池でも約80㎝オーバーの大物が釣れることもあるためにその重さに耐えられるタックルが適しているでしょう。
ロッド
延べ竿を選ぶときは、釣り場によって長さが変わります。小規模な池などで釣りをするときは、12尺(3.6m)程度、大規模な湖や河川などのときは、18尺(5.4m)程度を目安にしてください。
投げ竿
投げ竿を選ぶときは、仕掛けの重さや投げる距離によって竿の長さを変えるといいでしょう。比較的、近距離を狙って投げるのであれば約3.5m前後、遠投をするのであれば約4.5m前後を目安にしてください。
ヨーロピアンカープロッド
ヨーロピアンカープロッドを選ぶときは、遠投性と耐久性の優れていることがメインになります。長さは約3.6m程度で、錘負荷は最大で30号程です。オールマイティーに使いたいのであれば、3オンスパワーがベストです。
リール①
スピニングリールの3000~4000番サイズが一般的でおすすめです。大物用に太い糸が多く巻けるものを選びましょう。スピニングリールとは、釣りで使われるリールの中で、最もポピュラーなタイプになります。 釣り場を問わず、さまざまな釣りに使うことができます。トラブルが少なく扱いやすいことから初心者におすすめです。
リール②
3000~4000番サイズは、リールの大きさを表しています。スプールと言っている糸を巻く部分が深いことで、太い糸がたくさん巻くことができるのです。大物狙いになればなるほど、太い糸を使うので、リールも大きいものが必要になってくるのです。
鯉釣りのおすすめのエサ
練り餌
吸い込み釣りをするときに使うエサになります。鯉は、雑食性で口に入るものはなんでも食べます。エサの種類が揃っていますので、ブレンドすることによって釣果が大きく変わってきます。ブレンドを変えることで鯉の喰いつきの違いが楽しめます。
食わせ餌
食わせ針に付けるエサになります。生き餌として、食パンやミミズ、タニシ、ザリガニ等で鯉が普段自然下で食べているエサをそのまま使用したものです。加工餌は茹でる、蒸す、潰すなど何らかの形で手を加えたエサを指します。
鯉釣りのまとめ
鯉釣りは、手軽に始められる釣りです。近所の川や湖など釣り場のポイントは、探せばたくさんあるはずです。日本全国どこでも生息している魚で、小物から大物が狙える釣りはなかなかありません。これが、鯉釣りの醍醐味かも知れません。もし、この記事を読んで興味が出てきた人がいるならば、釣り場に足を運んで挑戦してください。