世界最大級の蛙・ゴライアスガエルの実態に迫る!飼育方法も要チェック!

ゴライアスガエルは、魚やカニやエビを多く食べます。その他には小さな小動物まで丸のみで食べてしまう事が分かっています。小さな小動物というのはネズミです。また、日本には蛇ににらめれたカエルという「ことわざ」がありますが、ゴライアスガエルは蛇を睨むカエルで相手が小さければ逆に食べてしまう事もあります。

共食いもする

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ゴライアスガエルは自分より小さなカエルは平気で食べてしまいます。いわゆる共食い「カニバリズム」です。人間の共食いカニバリズムは究極のタブーとされていますが、自然界ではよくある現象の一つです。栄養状況が悪くなったり、繁殖しすぎて過密になるとカニバリズムは起きやすくなります。

ゴライアスガエルはおたまじゃくしも大きい?

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ゴライアスガエルのオタマジャクシはさぞや大きい事だろうと想像できます。例えば、鶏の卵とダチョウの卵のように明らかな差があるはずだと。ところが、ゴライアスガエルのオタマジャクシの大きさはいたって標準サイズなのです。詳しいサイズを見てみましょう。

おたまじゃくしは意外と普通サイズ

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ゴライアスガエルの大きさは約5㎝位で、変態したばかりの幼体の大きさは1.5㎝位です。成体の大きさと比較するとずいぶん小さいです。アマガエルのオタマジャクシと比較してみましょう。アマガエルは成体になると3~5㎝でオタマジャクシの大きさは約5㎝。ゴライアスガエルもアマガエルもオタマジャクシの時はほぼ同じ大きさです。

ウシガエル系のおたまじゃくしは巨大

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カエルの中にはオタマジャクシの時には巨大な体を持つ種類がいます。その代表がウシガエル。ウシガエルのオタマジャクシは10㎝を超える巨大サイズです。ゴライアスガエルのオタマジャクシの倍くらいの大きさがあります。オタマジャクシの大きさ=成体の大きさとはならないようです。

ゴライアスガエルは危険な生物?

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世界のカエルには自分の身を守るために強力な毒を持つタイプが多く存在します。ゴライアスガエルは毒を持っているのでしょうか?ゴライアスガエルは体外にも体内にも毒を持っていません。毒を持つ代わりに体を巨大化させることで環境に適合してきた種の生物sです。

毒性はなく食用にもされている

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ゴライアスガエルは毒を持っていません。人間にとってはメリットが大きいです。メリットとは食用のこと。日本でも食用カエルという言葉を聞くことがあります。現代ではゲテモノ扱いされますが、鶏肉のようにさっぱりした触感でとても美味しいです。ゴライアスガエルも食用として沢山捕獲されてきました。

日本の食用ガエルはウシガエル

日本で食用ガエルといえば、ウシガエルの事をさします。ウシガエルは日本の色々な所で見かけることが出来ますが食用で輸入された外来生物です。1918年にアメリカから輸入され、食用として日本中に広まりました。鳴き声が牛のように大きく低く「げー、げー」と遠くまで響きます。

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