廃墟マニア必見「行川アイランド」が生まれ変わる!なくなる前の廃墟をおさらい

行川アイランドといえばフラミンゴでした。当時テレビコマーシャルもしていましたから、昭和の人ならもれなく知っていると思います。フラミンゴは食べている餌で赤くなっているのですが、日本で繁殖したフラミンゴは薄い色になっているかも知れません。

フラミンゴは行川アイランドのシンボル

jeonsango / Pixabay

フラミンゴは行川アイランドのシンボルになっていました。ショッキングピンクの大きな鳥がお姉さんの合図で並んでダンスをする姿はコミカルで、子供たちばかりでなく、大人にも人気でした。フラミンゴの動きはコミカルです。

駐車場沿いに置かれたフラミンゴのオブジェ

行川アイランドにはたくさんのフラミンゴがいましたが、フラミンゴのオブジェはそれ以上の数が飾られいました。行川アイランドの入り口の道路にもズラリと並んだオブジェがありお客様を出迎えていたのです。駐車場の周囲にもフラミンゴのオブジェがありました。

千葉県のいたるところに出現する行川アイランド「フラミンゴ」

フラミンゴは脱走してしまい、千葉のいたる所で目撃されています。またオブジェのフラミンゴは希望者に無料で配られたので町のあちこちにフラミンゴのオブジェがあります。小学校の入り口や商店の看板、一般の家の庭にラミンゴが立っています。市民は行川アイランドを残そうと嘆願書を出しましたが実現しませんでした。

行川アイランドへのアクセス

行川アイランドへのアクセスルートを探している方のために今更ですがお伝えします。敷地への立ち入りは罪になります。工事が始まれば完全に立ち入り不能となることをお知らせしておきます。なかの様子なら小高いところから眺めることができます。

行川アイランドの場所

annca / Pixabay

行川アイランドの跡地は千葉県勝浦市にあります。周囲は山で囲まれたお椀型に窪んだ土地にあります。そのため、施設に入るのには、トンネルを抜けます。入口は塞いでありますが、山道をぬけるルートがあります。ただし、ここは私有地で見回りをしています。

行川アイランドへのアクセス

電車でのアクセスです。東京駅→京葉線→上総一宮駅→外房線各駅停車安房鴨川行→行川アイランド下車、駅におりてびっくり自販機もコンビニもトイレもないので事前に準備しましょう。そろそろ工事が始まります。新しい事業がはじまります。

無人駅「行川アイランド」

行川アイランド駅は住人の強い要望で残しました。管理は勝浦駅がしています。駅には待合室がポツンとひとつある無人駅です。待合室はなぜか新しくきれいな状態です。駅舎を出ると、行川アイランドは目の前です。今ゲートは閉ざされていますが、山側から行くルートがあるようです。行川アイランドとおせん転がしのルートが記されています。

行川アイランド駅近くの最強スポット「おせんころがし」

Free-Photos / Pixabay

おせんころがしは地名です。千葉県勝浦市の西のはじから加茂川までで続く4㎞の断崖です。旧国道が崖の真ん中を通っていたことから、交通の難所でした。現在は新国道になり、難所は解消されています。

おせんころがしであったレイプ殺人事件

TheDigitalArtist / Pixabay

1952年10月11日に起こった事件で、子供3人を連れた母親が強姦された上に崖から突き落とされました。母親は子供を背負ったまま崖の途中に引っ掛かりましたが、この男は崖の上から石をぶつけ殺害しました。2人の子供も崖から突き落とし、長女だけが隠れて助かっています。

さらに、この男は別の犯罪も犯していて合計8人を殺害していました。この事件の総称がおせんころがし殺人事件です。あまりに凶悪な事件として、2回の死刑を宣告されています。1959年10月14日死刑は執行されています。

NEXT 高さ20m断崖絶壁のおせんころがし