現在の脱毛技術が開発される以前、人類はどのような道具でムダ毛を処理してきたのでしょうか。
貝殻ではさんで抜く
二枚貝の中には驚くほど隙間なく重なる種類がいます。よく知られているのはハマグリです。
それらの貝で毛を挟み、引き抜くことで処理していた時代がありました。つまり、ピンセットの容量というわけです。かつての日本は手足の露出がほとんどなかったため、主に生え際や眉毛に使用していました。
カミソリで剃る
かの有名な古代エジプト女王、クレオパトラは美容家としても有名でした。そんな美の女王が使用していたアイテムはブロンズ製のカミソリです。
除毛アイテムの基本ですね。エジプトは古代から現在に至るまで徹底した除毛国家で有名です。
軽石で擦り切る、線香で焼く
遊女たちはアンダーヘアを軽石でこすり切ったり、線香で毛先を焼くことによって、長さを整えつつもチクチク刺さる不快感を防いでいたそうです。
また人と肌が触れ合う職業ですので、お客さんへの配慮という面もありました。要するにヒートカッターと同じ役割です。
ワックス
ワックス脱毛は実はかなり歴史が古く、はるか古来より動物性油脂、植物から抽出したオイル、でんぷん、火山灰、はちみつや砂糖などを原料としてきました。
お肌の保湿を重視していることが分かりますね。アロマを入れてよい香りを楽しんだりもしていました。
ねじったヒモに毛を挟んで抜く
これは現代でも立派に行われている脱毛法で、中国は隋王朝の時代から存在しました。
糸同士を絡ませ滑らせることにより、毛を根元からからめ取るのです。皮膚が乾燥せずピーリング効果もあるため顔のうぶ毛取りに向いています。
ムダな毛なんかない!体毛は武器派の人もいる
そもそも、美しさや身嗜みのために毛を抜く必要はない!と主張する人たちもいます。
もちろん主義は人それぞれ、脱毛のみが正義なんてことありません。次からは、体毛を欠点ではなく強みとしている手段をご紹介します。
スネ毛タイツ
真逆の発想と言っても限度がある…。ついそう考えてしまうのが「はいているとスネ毛ボーボーに見えるタイツ」です。
一体どんな奇抜な目的で?!…と思いきや、実は痴漢を寄せ付けないためのアイテムとして考案されました。女性の安全を守るための志高い商品なのです。
アンダーヘアーデザイン
なくすなんてもったいない、せっかくなら目立たせたい!という層の方々には、アンダーヘア専用のカラーリング剤や、お好きなデザインにカットできる型紙が販売されています。
ピンクのハート、ブルーのちょうちょなどお好みによって変化自在です。
1年後2年後の綺麗な自分を想像してみよう
これでもうハイジニーナ脱毛が未知のものではなくなりましたね。脱毛をすることによって、来年、再来年はどんな自分になっているか想像してみてください。
きっと新しい自分になって、快適でおしゃれな毎日をエンジョイしていることでしょう。
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