とてもよく似た二つの貝ですが、大きさや貝殻に違いを見ることができます。イタヤ貝は10㎝程度、ホタテ貝は一回り大きい20㎝にもなるものも存在します。イタヤ貝の色は白やベージュなどの白系に対して、ホタテ貝は茶褐色のような濃い色味が特徴です。貝殻にある溝は放射筋と呼ばれ、ホタテ貝に20本前後、イタヤ貝には10本前後と、一番違いが判るのはこの放射筋になります。
生息地の違い
イタヤ貝とホタテ貝は生息する海水の温度が違います。日本より水温の高い地域で採れたものはイタヤ貝の場合があるので、生息地や原産地、原産国で違いが分かります。中国など海外製の商品は商品ラベルを見ることで判別可能です。
貝柱の違い
両方とも貝柱は食用に適しています。貝長が違う分中の貝柱の大きさもホタテ貝の方が大きく、イタヤ貝は小さめです。ベビーホタテの貝柱と見比べると判断は難しいです。
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イタヤ貝の味は?
イタヤ貝はホタテ貝より柔らかく甘みがあります。ホタテより食感が良いためとても美味ですが、小ぶりなのが欠点です。旨味が強いのでよい出汁が取れます。ホタテ貝よりイタヤ貝の方を旨味が強くおいしいと好んでたべる人もいます。
イタヤ貝の栄養素
タンパク質
脂肪分が少なく高タンパク低カロリーでエネルギーを摂取できます。ダイエットをしている人や筋肉を付けたいアスリートにおすすめです。タンパク質は取り過ぎも良くないので気をつけましょう。