カシマレイコとは?誤った答えをすると体の一部を奪われて死ぬ恐怖の都市伝説

こちらのエピソードは「鹿島さん」という字が当てられることも多く、この一件が発生した少し後に先ほどご紹介したこの地域周辺での変死事件がたくさん起きたと言われています。この説のカシマさんは四肢のすべてに加えて頭部もない姿で現れるとされていることが特徴です。

カシマレイコの話に共通するパターン

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この都市伝説は派生が多すぎてそれぞれが別物のように見えるかもしれません。しかし、多くある話の中でも共通していることが何点かあります。数ある話を整理し見つけた共通項をご紹介します。

体が欠損している

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体のどこかを失い絶望した人間が悪霊となり人々の元をへやってくるというのが共通項です。最も多いのは手足が欠損しているパターンですが、目を欠損しているなどの亜種も存在します。

謎の問い掛けを行い、命を奪う

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「腕がほしい」「足がほしい」「友達になってほしい」など内容は多種多様ですが、その問いかけの答え方を間違うと最終的に殺されることは共通しています。また、それぞれの問いかけに正答が用意されており、正しく答えれば何もしないというのも共通しています。

話を聞いた人の所に訪れる

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不幸の手紙、あるいはチェーンメールのように届いた時点で呪いが発動してしまうという所も共通しています。また、聞いてしまった場合他の人に同じ話を教えれば助かる、というパターンが多いことも不幸の手紙と類似しています。

カシマレイコから逃れる対処法とは

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出会ったら最悪の場合殺されてしまう恐ろしい都市伝説ですが、逃れる方法が用意されているのがこの話の特徴です。では、どうすればこの都市伝説に出会ってしまっても助かることができるのでしょうか。対処法についてご説明していきます。

謎に的確に答える

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まずすべての質問にはきちんと返答することが大前提です。的確な答えさえできれば何もしてこないのがこの都市伝説の特徴なので、もし出会ってしまったら覚悟を決めましょう。では、具体的にどう答えればよいか説明していきます。

体の一部を寄越せなら「必要」と答える

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「使っています」「必要です」など、とにかく使用するのであなたにはあげられないというニュアンスの返答をすれば体の部位をとられて死ぬことはありません。恐怖に負けずにちゃんと答えましょう。

誰に聞いたなら「カシマさん」と答える

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けして知り合いの名前を答えてはいけません。誰のことを言っても殺されてしまいます。「この話は誰に聞いた」「おまえは誰だ」等、人の名前を尋ねられた時には必ずカシマさんの名前を答えてください。

答え方のバリエーションが非常に多い

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名前を答えるときに厄介なのが、答え方に多くの諸説があることです。ただ名前を答えればよい場合もありますが、「仮は仮面のカ、死は死人の死、魔は悪魔の魔」など漢字まで答えなければならないという説もあります。

説としては漢字まで答えるものの方が広く伝わっておりメジャーです。もし遭遇した際には漢字まで答えるのがよいでしょう。

カシマレイコはテケテケと同一の怪異?

このふたつの都市伝説にはいくつか類似点があります。はたしてそこに関連はあるのか?呼び方が違うだけで同じ存在なのか?テケテケについてもご紹介しつつふたつの存在を比較してみましょう。

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