八幡の藪知らずに入ったものは神隠しにあう!神隠し伝承と現在の様子を徹底調査

神隠しとは?

神隠しとはニュース原稿にも登場する言葉です。不思議な力である日突然目の前から人が消えてしまう事を「神隠しにあったようだ」といいます。人が消えてしまう。本当にそんなことがあるのでしょうか?

現世から神域へと足を踏み込んでしまう現象

神隠しは現世と表裏一体に存在するもう一つの世界である「神域」へと足を踏み込んでしまう現象をいいます。神域はコインの裏表のように、存在はするけれど決して現世からは認識することができない。そういう存在です。

神隠しと結界

現世にいる人間は神域を認識することも足を踏み入れることもできません。結界によって隔てられているからです。ところがこの結界があるところで途切れてしまうことがあります。そうすると霊的な体験や、神秘的な経験をすることがあります。八幡の藪知らずは何らかの原因で結界が途切れやすい場所かもしれません。

神隠しは迷信か?

神隠しは古くから伝わる伝承で、迷信だという人も多くいます。しかし、神隠しや神域と繋がることを日本人は非常に畏れてきました。家の外と中を仕切る境界線や、障子や雨戸には、結界を張るという意味が込められていました。

神隠しに会いやすい時間

Larisa-K / Pixabay

神隠しに会いやすい時間は丑三つ時や合摩時(ごうまとき)です。丑三つ時は午前1時から午前3時の間。合摩時は昼夜の入れ替わる薄暗い黄昏時の事です。暮れ六つ時ともいい災いや不幸が起きやすく、畏敬の者と出会いやすい時刻とされています。

黄昏時とはどんな意味?

合摩時よりも黄昏時の方が現代ではよく使われます。黄昏時の語源は「誰が彼」です。漢字の意味を想像すると背筋がそっと寒くなるような気がします。黄昏時に出会った彼はいったい誰なのでしょうか?みなさんも黄昏時に出会う人には注意を払った方が良いかもしれません。誰が彼なのですから。

八幡の藪知らずで神隠しに合う理由

八幡の藪知らずで神隠しに合う理由や禁足地として人々が足を向けなくなった理由を説明します。これらの伝承は現在では検証が出来ず真相を確かめることは出来ません。しかしこれらが口伝えに受け継がれてきたのには何かの理由があると考えるのが自然です。

神隠し説①八陣の法

29450 / Pixabay

平将門が起こした乱を討伐するために平貞盛、藤原秀郷の軍勢がこの地に陣を構えました。その陣形が八陣の法。八陣の法の中でも鬼の通り道になる死門の位置が八幡の藪知らずだと言われています。平将門を打ち取った後もこの地に立ち入るべからずというお触れが出たそうです。

八陣の法とは何?

中国の古い兵法に書かれた8種類の陣構えです。考案者は、諸葛孔明や孔子が有力ですがはっきりとっしたことはわかっていません。直、円、曲、方、鏡の5行からなる構えや、八掛の方位に基づく陣構えが有名。単なる布陣ではなく陰と陽からなる易の考えがふんだんに盛り込まれています。

神隠し説②底なし沼

imagii / Pixabay

八幡の藪知らずの土地は「すり鉢状」に中央がへこんでいます。ここには底なしの沼があり立ち入ると二度と抜け出すことができなくなるといいます。はたして底なしの沼が現代まで続く畏れになるでしょうか?

八幡の藪知らずの沼は放生会だった?

放生会とは八幡宮の行事の一つで生きた魚を逃がす神事。この神事で利用される池が八幡の藪知らずにあったのではないかと言われています。すり鉢状の中央は放生池だったのでしょうか?放生池だったら神域と繋がっていてる可能性も否定できません。

NEXT 神隠し説③毒ガス説