その名の通りリモコンを隠してしまう妖怪です。その容貌、目的、存在意義すべてが不明とされており、リモコンであればテレビにエアコンにゲームにと見境がありません。リモコンを見失ってしまう人間の言い訳が生み出した現代妖怪でしょう。
また、現代らしくインターネットから発生し、一大ニュースと化した妖怪もいます。詳しくはこちらをどうぞ。
妖怪にもっと詳しくなりたい人向け
妖怪っておもしろい!と興味がわいて、もっと詳しく知りたくなってしまった方には、次のような場所や書籍をご紹介します。
インターネットの情報も良いですが、やはりプロが収集した情報は一味違います。妖怪博士になりたい方はぜひコンプリートを目指しましょう。
日本妖怪博物館
平成31年のゴールデンウィーク直前に開館する、広島県三次市の妖怪専門の博物館です。なんと市の公共事業であるという本気度の高さ。
民族学者・湯本剛一先生の集めた貴重な妖怪コレクション、その数なんと5000点以上という素晴らしい見ごたえです。
妖怪美術館
香川県にある、もともとは呉服屋の蔵であった蔵を改装したという妖怪アートギャラリー。
実際の妖怪を見たことはないはずなのに、作品群を見ていると「リアリティ」という言葉が脳裏をよぎります。併設の引き込まれるような造形の塔もアート作品です。
ゆる妖怪カタログ
この世に妖怪ブックは数あれど、少方変則的に責めてみたのがこちらの書籍です。
定番妖怪からマイナー怪異まで、恐怖や学問とはまた違った視点で、わかりやすい図解入りで説明していきます。妖怪たちがいとおしくなる、ほのぼのとした一冊です。