この時現れた理由がなんと主人公らが夜食の為に頼んでいたピザの宅配。Tさんはピザ屋でアルバイトをしているということが発覚した一幕でありました。テリヤキコンビとあつあつグラタンピザを手慣れた様子で届けるTさん。蕎麦やラーメンではなくピザ。寺生まれでもジャンクなフードを愛しているようです。
寺生まれのTさんが登場する怖い話⑧
初めての彼女
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始めて出来た彼女とお家デート！とドキドキしていた主人公でしたが奥手故にとくに進展も無く…と思ったら夜中に彼女が家の至る所に髪を隠し始めるという奇行を目にしてしまう。そのことを相談したら駆けつけてくれたTさん。彼は彼女に取り憑いていた霊を見事引き剥がし、主人公と彼女の2人を救って颯爽と去っていく。
去り際に残していった『カミ』のご加護なんていうセリフ。神と髪がかかったなんというスマートなギャグ。寺生まれのTさんが言うと何やらこんなギャグでもご利益がありそうな気がするから不思議です。これが寺生まれマジックか。寺生まれって便利。そう思います。
寺生まれのTさんが登場する怖い話⑨
白い顔
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2階建ての家に住んでいた主人公。家に帰るといつもいるはずの母がおらず、呼びかけると2階から返事が。母に会うために声がする2階へ行こうとすると玄関から母の声が。玄関に戻ろうとするが、視界の隅に先ほどまで自分を読んでいた声の主らしき白い顔が映る。その時、颯爽と現れた男性がその白い顔を打ち砕く。
珍しくTさんが知り合いではないパターンです。流浪の祓い屋をやっているというTさんのまた違う側面が見れる話です。ピザ屋に祓い屋、Tさんは何個の職を掛け持ちしているのでしょうか…。寺生まれって忙しそう。びっくりです。
寺生まれのTさんが登場する怖い話⑩
殺人サイト
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PC室のメモに残されていたURL。アクセスしてみると死体のグロ画像と「今日私が殺した」の一文が添えられたページが出てきた。殺人鬼が作ったページと思い警察に相談するが取り合ってもらえず、再度ページに行くとなんと主人公の住所と電話番号が。背後には見知らぬ男の気配。ヤバいと思ったその時Tさんが登場。霊を撃退する。
これも流浪の祓い屋パターンです。なんと活動区域はアメリカにまで及んでいるということが判明。ワールドワイドです。しかし同時にワールドワイドのわりに英語がさっぱりなことも判明。寺生まれともなると漢字には強いけど英語はからっきしという感じなのでしょうか。
寺生まれのTさんの元ネタは？
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気になるTさんの元ネタについて触れていこうと思います。ここまで活躍の場の多さに対して情報が非常に少ない彼。果たして元ネタはどんなものなのでしょうか。そもそも元ネタが存在しているのでしょうか。気になる部分を掘り下げます。
いわゆる洒落怖の登場人物
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初出は２ちゃんねるのオカルト版のスレッド「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない？」に投稿された話の一つです。その歴史は2000年から始まっているとされており、様々なTさんファンが彼の元ネタを捜してきましたがこれだ！という明確な元ネタは確認されていません。本当に謎の多い人物です。
恐怖展開を破壊するキャラクター
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途中まで普通に怖い話でどうなってしまうのだろう、怖いなぁと思いながらハラハラ読んでいるところに颯爽と現れその雰囲気ごと消し飛ばしてしまう雰囲気ブレイカー。その圧倒的強さに安心感がありつつも彼の好き嫌いは見事に真っ二つとなっています。
