車中泊には「車中泊マット」を準備しよう
釣りやスキーなど、目的地に着いてから車中で仮眠をした経験のある方は多いと思います。そんな時、車内に敷けるマットがあるのとないのでは、快適さが全く変わってきます。
移動も宿泊場所も自由な車中泊
わざわざホテルや旅館を予約する必要もなく、気が向いた時に出かけていけるのが車中泊の魅力です。道の駅や高速道路のパーキングエリアなど、車を停めておくことが可能なところであれば場所も選びません。
宿泊費用がかかならいのも、車で寝ることのメリットの1つです。その分浮いたお金を、観光やレクリエーションのために回すことができ、更に充実した休暇を過ごすことができます。
運転の疲れを癒す快眠サポート
車内で眠る際に問題になってくるのが、シートなど体に触れる部分のデコボコです。シートがフルフラットになるタイプでも、多少の凹凸は必ずできてしまいますし、この少しの凹凸が快適な睡眠を妨げる大きな要因になってしまいます。
シートをたたみ床に寝ようとしても、鉄板に内張がされているだけの車内の床は、意外に硬く寝心地の悪いものです。そこで車中泊マットが1つあると、シートや床のデコボコや硬さを吸収してくれ、快適な睡眠の手助けをしてくれます。
外からの視線を遮り快眠をサポートしてくれる、便利な「車中泊用カーテン」についてはこちらの記事も参考にしてください。
車中泊マットの重要性
車内で睡眠をとる際にマットを敷くのは、何も寝心地をよくするためだけではありません。私たちの健康にも関わってくるマットの重要性について解説いたします。
危険なエコノミークラス症候群の防止
せまい座席に長時間座り続けることで血行が悪くなると、血液の塊ができやすくなります。こうしてできた塊は脳や肺などに詰まることでさまざまな症状を引き起こす原因となり、これを「エコノミークラス症候群」といいます。
エコノミークラスといっても、飛行機に乗っている時だけに起きる症状ではありません。電車やバス・車などでも発症する可能性があります。血行が悪くならないよう、リラックスした体勢て睡眠をとるためにもマットの利用をお勧めします。
朝起きたら「体が痛い」を防ぐ
凹凸のあるところで寝ていると、起きた時に首や体の一部に痛みを感じつことがあります。体にとって負荷がかかる、不自然な体勢で寝ていたことによるものです。そのようなことを防ぐためにも、マットを準備して起きましょう。
車中泊マットの種類と特徴
ここまでの説明で、車内で泊まる際のマットの必要性と重要性については、ご理解いただけたと思います。一口にマットといってもいくつかの種類が存在します。ここでは、種類とそれぞれの特徴について解説します。
①エアーマット
空気を充填することにより、クッション性を持たせるタイプです。使用しないときは空気を抜くことで小さくたためるため、持ち運びがしやすく保管場所にも困りません。また重量が軽いのも魅力です。価格もリーズナブルなものが多く人気の商品です。
②インフレータブルマット
厚みのあるクッション材を使用しているタイプで、空気を入れることでエアーマット以上に快適な寝心地を得ることが可能です。空気を入れるバルブを開くと、半自動的に空気が充填されるモデルもあります。快適性と使い勝手のよさを求める方におすすめです。
③折りたたみマット
1.5〜3cmほどの肉厚のクッション材を使用したもので、アコーディオンの蛇腹のように折りたただりロールケーキのように巻いて収納することが可能です。
エアーマットのようにコンパクトにはなりませんが、空気を入れたり孔あきなどの破損を気にしたりする必要のないのが魅力です。また、車用やキャンプ用だけでなく、ニトリなどで取り扱っている折りたたみマットレスにも利用可能なものがあります。
キャンプ用マットの代用もOK
車内で使用するものだからと言って、車中泊専用のものだけしか使えないことはありません。キャンプの際にシュラフの下に敷くキャンプ用マットで代用できるものもあります。キャンプが趣味の方は、どちらでも活用できるのでおすすめです。
車中泊マットの選び方は?何を見て選ぶ?
種類とそれぞれの特徴がお分りいただけたと思いますが、実際にマットを購入する際にはどのように選べばいいのでしょうか。ここでは、購入前に確認すべきことについてご説明します。