福島女性教員宅便槽内怪死事件とは?平成最初の未解決事件の真相に迫る

事件で死亡したKさんと女性教員の2人の周りには、事故の真相を知っている可能性のある人物はいるのでしょうか?事件当時女女性教員には婚約者が存在しました。婚約者はKさんと同じ青年会に所属していました。

女性教員の婚約者

女性教員と婚約者は事件の後婚約を破棄しています。その理由は明らかになっていません。女性教員は男性交遊が盛んだったという噂もありKさんとの関係があったともいわれています。恥辱のもつれが事件の背景にあったのでしょうか?

Kさんの父親

Kさんの父親や家族はKさんが行方不明になった4日間の間に警察に連絡をすることはありませんでした。捜索願が出ていないのです。もしもKさんが出かけた翌日にでも相談していればっ最悪の結果は避けることが出来たかもしれません。

関係者②青年会関係者

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Kさんが所属していた青年会の関係者です。Kさんは事件の発生前の4日間にわたり行方が不明になっていました。行方不明になる前日に青年会で送別会がありKさんもその会に出席しています。送別会は実際には選挙の慰労会だったという噂もあります。

青年会会長

青年会会長は事件当時に行われていた村長選挙で選挙にかかわる不正な資金を受け取ったのではないかと噂をされる人物です。村長選挙にはKさんが推薦する現職候補と新人候補の戦いでした。青年会会長は新人候補を推していたとされています。

青年会員

Kさんが失踪した前日の送別会に参加した青年会員は送別会の席上でKさんに「明日合わなければならない人物がいる」と打ち明けられたといいます。Kさんの態度からは会いたくなさそうだったと証言しています。

関係者③村長関連

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事件発生と時を同じくして村長選挙が行われていました。現職の村長は選挙に数千万円の資金を投入したと噂されています。この選挙の方法にKさんは不満を抱いていたといいます。この選挙と資金の流れがKさんの事件と何等かな関係性があるのではないかと目星をつける人もいます。

当時現職の村長

当時現職の村長は事件の取材に対し、顔色を悪くして「知らない」「わからない」という言葉だけを残しています。村長は原発推進で選挙を戦っていました。Kさんは現職村長を押していながら、原発事故を目撃し自身の主張は原発反対に傾いていたようです。

選挙参謀の2人

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村長選挙を戦う現職の村長には参謀役が2名いました。そのうちの一人ここではZとします。Zの奥さんがKさんが便槽内で変死したことを既に知っていながら、あたかも何も知らないふりをして「Kさんはどこに行った?」とKさん宅で家族に問いただしています。

もう一人の参謀は女性教員の婚約者の父親

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もう一人の参謀をここではWとします。WはKさんが忍び込んだ女性教員の婚約者の父親です。Kさんの遺体を汲み取り式トイレのタンク内から引き出すためにバキュームカーを手配した人物でもあります。選挙にかかわる不透明な資金の流れがあったとしたら選挙参謀が知らないはずがありません。

バキュームカーは警察より早く現場に来て吸引を始めていた!?

手配されたバキュームカーは警察が遺体を発見する前だったこと言われています。これはいったい何を意味しているのでしょう。女性教員宅の汲み取り式トイレのタンクの中にKさんがいることを警察より先に誰かから聞いたのでしょうか?この参謀は事件の裏を知る人物なのかもしれません。

関係者④その他の関係者

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村の郵便局員

村の郵便局で働く男性も青年会に所属していました。Kさんが行方不明になる前日の送別会にも参加しており、Kさんが自身の車を運転して送別会会場から帰宅したと証言しています。また、郵便局員は村長が経営する建設会社からお金を受けっており、選挙に関わる賄賂だったのではないかと言われています。

Kさんの後輩

Kさんの後輩で村長の経営する建設会社の経理を担当していた人物がいます。経理担当で建設会社の資金が村長選挙の資金に流用されその秘密を彼が握っていた可能性があります。この人物も青年会に所属していました。

女性教員の家の近くに住む男性

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Kさんと女性教員が知り合うきっかけになったのは、女性教員への度重なる嫌がらせ電話でした。青年会の後輩にあたる女性教員の婚約者から相談を受けたKさん。いたずら電話の犯人がが女性教員宅の杉近所に住む男性だと探り当てます。この男が女性教員へストーカーのような行為に及んでいました。

福島女性教員宅便槽内怪死事件の被害者Kさんの足取り

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事件直前のKさんの足取りにも不明な点が多数残っています。Kさんは死亡推定日の4日前から行方が分からなくなっていたのです。この空白の4日間は何を意味しているのでしょうか?また熱心に取り組んでいた選挙応援も姿を見せなくなっていたといいます。

発見される4日前に消息を絶つ

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発見される4日前からKさんは家族との連絡を絶ち行方をくらましています。家族には「ちょっと行ってくる」といっただけでどこに行くかは伝えていませんでした。そして消息を絶つ前日の送別会では青年会の後輩に「明日合わなければならない人がいる」とこぼしているのです。

車は教員宅近くの農協の駐車場に停車していた

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Kさんの使用していた車は事件発生後近所の農協の駐車場で発見されています。Kさん自身がこの駐車場に車を止めたのか、第三者がこの車を移動させたのかは不明です。車には鍵が刺さったままでしたがその理由も謎のままです。

福島女性教員宅便槽内怪死事件は選挙がらみの殺人か!?

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事件があったのは折しも村長選挙の真っ最中でした。近年まれにみる混戦で現職の村長と新人の候補が真っ向から対立する図式でした。Kさんは熱心に現職候補を推薦する応援者の一人。選挙演説にも何度も駆けつけて熱弁をふるっていたといいます。

当時は村長選挙中

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混戦の様相が深まる村長選挙。そんなさ中、ある日を境にKさんはプツリと応援に駆け付けなくなったといいます。それが憶測を呼びます。選挙に関わる使途不明の数千万円の不正な資金の流れがあったのではないか。それに気が付いたKさんは現村長を支持をすることが出来なくなったといいます。

真相究明を懇願する署名が4000人分集まる

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様々な謎を含む事件に村人から真実を求める声が上がります。当時の村の人口は約10,000人。そんな小さな村で4,000人の再捜査の嘆願署名が集まったのです。村人の約半数が警察の事故死という発表に疑問を持ったという事になります。しかし、その嘆願書は警察に受理されるものの再捜査には発展しませんでした。

いささか飛躍しすぎか?

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村長選挙で仮に不正な資金の流れがあったとしても人を殺すほどのリスクを取るものでしょうか?ましてその死体を便槽に押し込むというのは推理にいささかの無理があります。Kさんの身に何が起こったのかは選挙とお金という祖臆面だけでは語り切れません。

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