(引用:じゃらん)
座敷わらしに会える旅館の予約はかなり先まで埋まってる?泊まるには?
ぜひともご利益をあやかりたい!不思議な体験をしてみたい!など宿泊をしてみたい時、すぐに予約が取れるものなのでしょうか。ここでは宿泊したい人のためにどの程度予約が埋まっているのかなどを解説します。
大人気で3年先まで予約が埋まってる所も
先ほど紹介した「緑風荘」や「菅原別館」は人気があるだけあって、すぐに予約が取れるわけではありません。どちらも1年〜3年先まで予約が入っています。
がしかし、平日は若干ながらも空室の日も中にはあるので、休みが取れる方は平日の方が狙い目とも言えます。
場所によっては比較的予約が取りやすい所も
やはり岩手県をはじめとする東北地方の旅館はこのような伝承との結びつきのイメージも強く、予約困難な宿もありますが、中には早めにスケジュールを立てれば予約が取れる場所も少なくありません。さらに他の地方の宿なども部屋を押さえやすい傾向があります。
急に空きが出ることも!こまめにチェックを
予約者の中には「電話で問い合わせたところタイミングよく直近で空きが出たとのことで無理矢理に有休を取って宿泊した」などの話もあり、急に空きが出ることも珍しくありません。
ただし、希望する日程にならないことの方が多いので、有休を取るなど柔軟に日程調整できる準備も必要といえます。
座敷わらしの他にも幸運をもたらす妖怪がいた!
妖怪といえばマイナスなイメージが強く、人に悪さをするように思われがちですが、実は他にも幸せを運んでくるいい妖怪がいます。そんな福をもたらす、会ってみたくなるような妖怪を紹介します。
世話好きなウマヅラ
ウマの顔を持ち、それ以外は人の形をしている妖怪です。昼寝をしていると開いているとから忍び込んできて、布団を直してくれたり、蚊取り線香を焚いてくれたり、陽の光が直接当たらないように庭に植物を植えて緑のカーテンを作ってくれます。
起きると姿を見せなくなるそうですが、作り置きしてくれた夕飯を食べると出世するそうです。
望むものはなんでも与えてくれる龍宮童子
座敷わらしと同じく子どもの妖怪です。土地やお金など望むものは何でも与えてくれる、なんとも太っ腹な妖怪なのですが、主人が望むものを得た分だけ、龍宮童子の姿はみすぼらしい姿に変化していってしまいます。
この時、その姿を不快に思い追い出してしまうと、みるみるうちに家は貧しくなっていってしまいます。
ご縁を運ぶ小豆洗い
背が低く、目の大きいのが特徴でもある小豆洗いは、にこにこと笑いながら小豆を洗っているだけの妖怪です。がしかし、小豆を持って川へ洗いにいった娘がその姿を目にすると、その娘は急に良縁に恵まれるといわれています。
2度と来れないの場所になる迷い家
この世ではない場所に建っている家のことを迷い家(まよいが)と言います。何らかの偶然が重なり迷い込んだとしても、その人は2度とその家には行き着くことはできません。
よって、もし迷い家に入るようなことがあれば、必ず食器などの調理器具を持ち帰るようにといわれており、そうすることでその家は繁栄すると伝えられています。
座敷わらしの旅館は幸運をもたらす不思議な宿
妖怪なのか聖霊なのか、それとも福の神なのか、それがなんであるかを定義するのはなかなか難しいですが、出世や玉の輿など幸運をもたらしてくれる座敷わらし。
その恩恵を授かるために泊まってみたい気持ちになったのではないでしょうか。しかし下心を持ってしても会えません。癒しを求める気分で気軽に出かけてみてみましょう。