イモムシノットをマスターしよう!結び方の手順やハーフヒッチの方法も

正式名称は「ワンピッチ・ワンジャーク」です。ロッドのひとシャクリとリールのひと巻きを同時に行います。ヒラマサ狙いで多用される場合が多いです。応用性が非常に高いため、他のテクニックより優先してマスターしましょう。

べベルジャーク

中層を回遊するマグロやカツオに対して効果的なテクニックです。一定のレンジを斜めに長くトレースします。潮の流れに乗せる、キャスティングするなどして遠ざけ、一定のタナまで沈めたところでジャークを開始します。

ラインのメンテナンス

ナイロンラインは紫外線に弱く、日光を浴びる度に劣化します。フロロカーボンラインの方が耐久性はありますが、どのみち海水による劣化は回避できません。塩分除去には水洗いが最適です。リールからスプールを外して流水で洗うか、十分ほど真水に浸けることをおすすめします。洗った後は充分に乾燥させて、オイルメンテを行いましょう。

ナイロンラインの場合

常時海水に浸かっている先端部は、特に劣化が早いです。2~3回の釣行毎に5mほど先端部をカットするとよいでしょう。ラインの寿命は、ヨレが出る、引っ張ると切れるなどのトラブルが多発するか、糸巻き量が少なくルアーの飛距離が落ちることで判断します。

フロロカーボンラインの場合

PEラインの先端にセットするリーダーラインがフロロカーボンであれば、毎回新品に換えるのが妥当です。が、劣化や損傷がなければ5~6回の連続使用は問題ありません。ただし、釣りの最中に根掛かりなどでキズが入った場合は、すぐに交換してください。

イモムシノットは簡単かつ高強度!

イモムシノットは、ハーフヒッチのみの単純なノットですが、その強度は抜群です。一方で50lb以上のラインを使う場合は、編み込む回数を増やした方が安心です。細いラインは密に締まるので8回程度で十分な強度を発揮できます。一方で太いラインは締まりづらいため、編み込みの数を増やしましょう。

イモムシノットは、コツさえ掴むことができれば必要なツールが少ないこともあり、短時間での結束が可能です。本番でスムーズかつ綺麗なイモムシノットに仕上げるためにも、この記事を参考に家で練習を始めましょう。

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