フッコとは?生態から釣り方、料理までをご紹介!

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フッコとはなに?

フッコとはスズキ!?

フッコとは、出世魚で大きさで名称が変わるスズキの4歳前後の名称です。生まれて20cm以下の時をコッパ、1~2年たち大きさが20cm~30cmの時をセイゴ、2~3年たち大きさが30cm~60cmの時をフッコ、4~5年たち成熟して大きさが60cm以上の時をスズキ、5年以降で60cm以上をオオタロウと呼ばれております。地方で呼び名が変わることもあり、関東ではフッコと言われておりますが、関西ではハネとも呼ばれております。

フッコ(スズキ)の生態

フッコは、スズキ目・スズキ亜目・スズキ科に属する海魚です。海岸や河川に生息する肉食魚で脂がのっておりおいしい魚です。力がある魚なので、釣りでは非常に人気の魚です。体は細長く、大きい口を持っており、上あごよりも下あごが出ていることが特徴です。体の色は背中側は緑黒や灰緑色で、体側から腹部にかけて銀白色をしています。若い時には背中や背びれに黒い点があるときもあり、成長とともに消えていきます。まれに背びれに黒い点を残している時もあります。北海道南部から九州まで、日本列島沿岸や朝鮮半島に生息しており、主に小魚や甲殻類を捕食しています。

フッコの釣り場所と時期

フッコはどこで釣れるの?

フッコはスズキの子供なので、スズキが釣れる日本列島の各地、多くの沿岸で生息しています。スズキは日本では身近な魚でシーバスとも言われており、力強い引きを楽しめて多くの釣り人に人気の魚になっています。フッコは河川や港など様々なところがポイントになっておりますが、フッコは時期によって釣りやすい場所が変化しますので、時期によって釣り場を合わせることが大事になってきます。

フッコ釣りの時期はいつ?

フッコは年間通じて釣れる魚です。しかし春は産卵後なので身が痩せていてあまりおいしいとは言われていません。おいしい時期としては夏(6月〜8月ごろ)で、一番脂がのっていておいしい時期とされています。秋から冬にかけても産卵のために栄養を蓄えていておいしいと言われております。おいしい時期はともかく、フッコの引きを楽しみたい!という方は、どの時期でも釣れますので年中楽しむこともできます!

フッコ釣りの時間帯は?

フッコを釣りやすい時間帯は夜です。フッコは夜行性で夜に行動して行動範囲を広げえさを捕食し始めますので、夜の方が釣れやすいと言われています。日中に釣りたい方はきちんとポイントを狙うことができれば釣ることが可能です。日中に狙うポイントは、日陰になっているポイントです。テトラポットや橋の下など日が当たらないポイントがフッコが集まっていて釣りやすいポイントです。ほかにベイトフィッシュが多くいるポイントが釣りやすいです。ベイトフィッシュをいる場合、日中でもフッコは捕食しているため、ベイトフィッシュの群れを見つけたら積極的に狙っていきましょう。

フッコを釣りやすい天気は?

フッコは夜行性で日差しがない方が警戒心が薄れて釣りやすくないます。曇りや少し雨が降っている状態が、日が入らないので釣りやすい状態です。しかしフッコは温度変化に非常に敏感な魚で、大量の雨や風が吹くと気温が下がり、安定した気温の場所や深い場所に隠れてしまいます。フッコ釣りの釣果をあげるためには、気温の変化や温度、ベイトフィッッシュの群れを調べるような情報集めが大事になります。

フッコの釣り方

フッコの様々な釣り方

フッコは様々な釣り方ができます。ルアー釣りや投げ釣り、泳がせ釣りなど様々な釣り方があります。釣り方によって大物を狙うことや、初心者におすすめや上級者おおすすめがありますので、自分に合った釣り方を選んでフッコ釣りを挑戦してみましょう。フッコはスズキよりも小さいとはいえ十分大きな魚ですので、釣る場合にはタモを忘れずに持っていきましょう。

フッコのルアー釣り

ルアー釣りとは?

ルアー釣りとは、疑似えさをつかった釣り方です。初心者から上級者の方までに人気のある釣り方です。ルアー(疑似えさ)にも様々な種類があり、大きく分類するとハードルアーやソフトルアーに分類されます。ハードルアーはプラスチックや金属で製作されていて、物によってはウェイト(おもり)がついており、投げ込むと動くようになっていたりするなど、様々な機能のルアーが製作されています。上級者の方は自作のルアーなどを作る人もいます。ソフトルアーは生き物の皮や羽、化学素材のシリコンやラバーなど、柔らかいもので製作されているルアーで、塩やアミノ酸を含有させることにより本物のえさのように製作されているものもあります。

フッコのルアー釣りに必要なもの

ロッドは8~9フィートでパワーがあるもの、スピニングリールで2500番以上3000番のドラグフリーつきだと安心です。ドラグフリーとは、大物を狙うときに使われる方法で、アタリが来た時に竿を持っていかれないようドラッグを緩めておき、竿を逆回転したときにリールトラブル起こさないようになっているリールです。フッコを狙う際はドラグフリーのリールを選びましょう。ラインはPEラインが遠くまで飛距離が出るのでおすすめです。ルアーの種類はミノールアーやバイブレーションルアーがおすすめです。ルアーはたくさんの種類があり、フッコは違うルアーでも釣ることができるので慣れてきたら自分に合ったルアーを見つけるのも楽しみのひとつですね。

ルアー釣りの注意点

ルアー釣りをする場合、ある程度ルアーをまっすぐ遠くに飛ばし狙ったポイントに投げる必要があります。慣れるとそれほど難しくはないですが、慣れるまで少し練習が必要かもしれません。あきらめずに練習してルアー釣りを楽しみましょう。

フッコの投げ釣り

投げ釣りとは?

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