ゼニゴケの駆除方法とは?対策や除草剤などゼニゴケの特徴と併せて紹介

熱湯をかけるだけです。お手軽ですね。鍋ではなく、ヤカンのほうが運ぶのも楽です。お湯なら匂いもないですし、すぐに出来ることですね。早速やってみましょう。火傷には細心の注意を払って下さい。

熱湯をかけた後にはゼニゴケをスコップなどで剥がす

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熱湯で処理する時には、自己責任でお願いします。熱湯をかけたらスコップで掘り返し、日の当たるところに置きましょう。乾かすと枯れてしまいます。コケは強いので、生きているのが残っていたら、水分があれば簡単に復活します。自己再生能力も有りますから、放置しないで片付けます。

ゼニゴケはどんな環境で生えやすい?生えてくる前にゼニゴケ対策!

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湿気のある場所を好むゼニゴケ。雨が降るとたちまち雌株と雄株で有性生殖をして、胞子で繁殖をします。また近くに雄株がいない場合には雌株だけでも繁殖することができてしまうのです。繁殖力が強い胞子を遠くに飛ばして子孫を増やします。

ゼニゴケは日当たりや水はけの悪い場所で発生しやすい

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コケは直射日光が当たらないジメジメした場所を好みます。庭に余分なものを置いていませんか?使わなくなった植木鉢がまとめて置いてあったり、作業用のブルーシートやネットを放置してあると、陰になる場所で繁殖しています。余計物を置かないようにしましょう。

先に土壌をアルカリ性に!石灰を混ぜ込んでおく

 

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土壌をアルカリ性にすると、コケが育たなくなります。石灰で土壌が白くなるくらいまきます。目安は1㎡につき100gをまいてたがやしておきます。軽くひとつかみです。石灰を使う方法は土壌改善にはもっともポピュラーな方法です。

ゼニゴケによる二次被害!?放っておくと大変なことに

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ゼニゴケは園芸ファンや、庭を大切にする人たちに忌み嫌われています。ゼニゴケもルーペで観察すると、なかなか面白いのですが、気持ち悪いとして駆除しようとします。嫌われる理由はどこにあるのでしょうか?

繁殖力も生命力も強いゼニゴケ!放置するとどんどんと広がることも

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ゼニゴケが嫌われる理由は強い繁殖力にあります。ほんのひとかたまりの石段脇のゼニゴケを放置していたら、梅雨どきに庭一面がゼニゴケのシートを敷いたようになっていたなんてことが起こります。

ゼニゴケは湿った場所を好むためナメクジや虫が発生しやすくなる

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ゼニゴケを足で踏むとヌルヌルしていて、ズブズブした感触です。コケ独特のふわふわ感とは明らかに違います。そして、そこにはナメクジやヒルや団子虫が住み着いてしまいます。考えただけでもぞっとします。大事な花や植木の根を荒らしてしまいます。

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そもそもゼニゴケってなに?その生態や特徴について紹介

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ゼニゴケは分類としてはゼニゴケ科ゼニゴケ属です。または類似のコケ類の総称としても使われています。葉状体だけではゼニゴケ亜種とツノゴケ亜種は似ています。植物物としての研究は古くからされています。

北海道から九州まで生息し1年中生長するゼニゴケ

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ゼニゴケは世界中に生息しています。日本では北海道から九州まで生息しています。お寺や日本庭園を美しく飾るコケとは違い地面にへばりつくゼニゴケはカビや雑草のような扱いで、駆除の対象、迷惑な存在なのです。

特徴的な見た目を持つゼニゴケ!名前の由来は“銭”?

ゼニゴケの葉には細かい王冠状の無性芽がありますが、その中に円形の紋様が浮かびます。それを銭に見立ててゼニゴケといわれるようになったのだとか、葉の形ではないようです。葉の形は円形でも小判型でもありません。

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