ボアコンストリクターの生態や魅力は?飼育の可否や販売・値段も!事故もある?

爬虫類に特化した店のほうがより確実です。店頭にいなかったとしても、店によっては取り寄せてくれるので、店員さんに問い合わせてみましょう。

どちらも利点はありますが、しいて言えば初心者は、プロから念密なアドバイスを受けられる実店舗がよいでしょう。いざ足りない設備があったとしても、その場ですぐに買い足すこともできます。

イベント「ジャパンレプタイルズショー」での販売も

国内最大級、爬虫類を中心とした展示即売会イベント、それがジャパンレプタイルズショーです。爬虫類オーナーで知らない人はいないと言われるほどの大規模会場であれば、ちょっと珍しいタイプのボアコンストリクターが入手できるかもしれません。

爬虫類以外にもフクロウやハリネズミなどのエキゾチックアニマルにお目にかかることができます。

参考はこちら:ジャパンレプタイルズショー

イベント「BLACK OUT」での販売も

BLACK OUTは爬虫類はもちろん、昆虫から珍獣、普段お目にかかるのも難しいようなレアアニマルが、全国各地から選りすぐりで集合するイベントです。

生体はもちろんのこと、標本やフィギュア作品などグッズ販売も豊富で、ペットは飼えないけど好きなの!という方にも嬉しい取りそろえになっています。

参考はこちら:昆虫・爬虫・珍獣フェア !! – 《 BLACK OUT ! 》

ボアコンストリクターの値段はどれくらい?

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品種やカラーなどによって大きく開きがあり、お手頃価格は3万円代から、特に珍しく希少価値の高い条件であれば30万円近くになるので、お好みとお財布、両方と相談して決めましょう。

飼育設備や維持・餌代にももちろんお金がかかっていくものなので、生体のみの値段で決めるのは早計です。飼い主には終生世話をする義務があるのですから。

ペットとして飼育するボアコンストリクターによる負傷事故

いくらおとなしい性格だといっても、子猫や小鳥を飼育するのとはやはりわけが違います。種族的に意思疎通が難しい関係である以上、知識をもって正しい扱いをしてあげなければ、時に思わぬ事故が発生することもあるのです。

では、実際に起きたボアコンストリクター関連の事故を確認してみましょう。

ボアコンストリクターに噛みつかれる事故が多発

噛みつき事故は最も多く発生するトラブルとされてします。毒のない蛇であることはもう説明しましたが、人間にとって彼らの噛み傷が致命傷になることはまずありません。

穏やかな性格だからこそ驚いて噛みつくことがある、人間が悪いのだから仕方ないと主張する愛好家もいます。いずれにせよ小さな子供などは遠ざけたほうが無難といえます。

ボアコンストリクターに絞めつけられる事故も

脅威なのは、その力強い体躯による締め付け攻撃です。蛇が獲物に巻き付く速度は驚くほど俊敏であり、全身が筋肉の塊のため、じわじわと力を込められたら簡単に逃れることはできません。

一度締めつけ体制にはいった蛇は、ワニにかみつかれても離れないこともあるので、彼らの体力が尽きるまで巻き付かれ続けるハメになります。

ボアコンストリクターによる死亡事故

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怪我だけでは済まず、最悪のケースとして死に至ってしまった事例もあります。決して獰猛な性質ではないボアコンストリクターですが、ペットとして犬のように慣れることもありません。

大型爬虫類の扱いは非常にデリケートで、ハンドリングにも念入りな注意が必要なのです。

ボアコンストリクターを要因とする感染症による死亡事故

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2001年アメリカ、オクラホマ州の女性が、自身の飼育しているボアコンストリクターの保有するサルモネラ菌によって死亡するという事故が発生しました。

家畜や食中毒のイメージが強いサルモネラ菌ですが、爬虫類の消化器官にも生息しています。世話をする過程において感染した可能性が高いとされています。

NEXT 2010年に発生したボアコンストリクターの絞めつけによる死亡事故