あなたの身を守る呪い返し8選|その方法と効果を詳しくご紹介

ただし、災いを引き受け続けたお守りは、かえって持ち主に不運などをもたらすきっかけともなります。およそ1年ごとを目安に、古くなったお守りはもとの神社に返し、お焚き上げしてもらうなどしましょう。

形代

「形代(かたしろ)」とは、神霊が寄りつくとされる「依り代(よりしろ)」の一種です。呪いを移す際には、人間の穢れが移りやすいよう、主に人型を模して作った紙の人形を形代として用います。形代に呪い・穢れを移す方法は、以下の通りです。

  1. 形代に自分の名前(フルネーム)、年齢を数え年で書きます(満年齢ではありません)。
  2. 形代を自分の体に擦りつけ、ふーっ、と3回程度、息を吹きかけます。
  3. 形代を封筒などに入れ、大祓の日(新暦で6月30日、12月31日)に神社へ持っていき、処分してもらいます。

このとき、呪い・穢れを移した形代に、もう一度触ってはいけません。また、自分の形代を他人に触れさせたり、他人の形代に触れてしまうと、呪い・穢れが移ってしまうので、形代は厳重に取り扱いましょう。

植物など

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その他、呪いはかけられた人間の周囲にある「弱いもの」に影響を与えることがあります。たとえば、部屋の観葉植物が枯れてしまったり、飼っているペットや、高齢の近親者が急死してしまったりと、呪いがかけられた本人以外に波及することも……。身の回りの不幸には敏感である必要があります。

呪い返しの方法③真言やお経で浄化する

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「言霊」という言葉にも現われている通り、ある種の呪文などには、それ自体に大変強い力が宿っているとされています。仏教ではいわゆる「お経(経文)」や、仏や菩薩の力を秘めた「真言」などが広く知られています。次にご紹介するのは、そうした言葉の力を用いた呪い返しの方法です。

摩利支天の真言を唱える

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摩利支天とは、威光・陽炎の意で、雷光を伴う暴風雨を神格化したもの。その実体を見ることはできないとされたことから、信ずる者の姿を隠して障害を取り除くとして、日本ではかつて武士の守り神として篤く信仰されていました。摩利支天の真言は、下記の通りです。

「おん まりしえい そわか」(引用:本物の霊能者が伝授!呪いの跳ね返し方)

「観音経」(妙法蓮華経 第二十五)の一節を唱える

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「観音経」とは、観音菩薩(観世音菩薩)が衆生をさまざまな難や苦悩から救済することを説いた経文のこと。観音菩薩をよく思い浮かべながら、「観音経」を繰り返し唱えることで、呪いや毒薬の害を、それを用いた本人へと跳ね返す加護を得ることができます。

呪詛諸毒薬(じゅうそしょどくやく)

所欲害身者(しょよくがいしんじゃ)

念彼観音力(ねんぴかんのんりき)

還著於本人(げんじゃくおほんにん)

(引用:本物の霊能者が伝授!呪いの跳ね返し方)

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