ウオノエは魚の口の中に寄生する!その奇妙な生態をご紹介!食べる人も?

口の中で夫婦仲良く暮らしているところも良かったようで、タイノエつきの鯛はよく結婚式の振る舞として重宝されました。

ウオノエを食べた勇者たち

いくら無害と判明したとはいえ、やっぱり積極的に食べるのは…。一部地域では食べる習慣もあるそうですが、そうでなければ躊躇する人がほとんどだと思います。

ですが世の中は広く、チャレンジャーもたくさんいるものです。ここからは果敢にもウオノエ調理に挑んだ猛者たちの食レポをお届けします。

見た目が無理なウオノエの素揚げ

stafichukanatoly / Pixabay

まずは基本の揚げ物です。甲殻類に近い構造ということで殻ごと素揚げに。

身は弾力があるものの量が少なく、そのため食感はスカスカして物足りない。不味いわけではないものの、海老や蟹のほうが断然おいしいようです。

虫がわいたようなウオノエの炊き込みご飯

また、ウオノエを炊き込みご飯にしてしまった人も。調味料と一緒にまるごと炊飯器で炊き上げた結果、蜂の子ご飯に似た強烈なビジュアルになりました。

蟹のような出汁がよく出てごはんはおいしくなったものの、身はぱさぱさと出涸らし状態になってしまいました。調理法としては醤油漬けや佃煮のほうが向いていそうです。

口直し!とってもかわいい海の生き物

croisy / Pixabay

ちょっとお話がグロテスク寄りになりつつあるので、一度軌道修正しておきましょう。海の生物にだって、抱きしめたくなるようなかわいらしい生き物はたくさんいます!

水族館でも大人気の愛されキャラ、海のアイドルたちをひとつずつ紹介しましょう。

チンアナゴ

水族館の代表的なゆるキャラ的海洋生物、浅瀬の砂底からちょこんと覗かせた顔が愛らしいチンアナゴです。名前の由来は犬の狆に顔が似ているからということ。

老若男女問わず愛されるあまりに、歌まで作られてしまったという人気っぷりです。

カクレクマノミ

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アニメ映画で飛躍的に知名度を上げたカクレクマノミ、いそぎんちゃくの中に住んでいることでも有名ですね。

けれども実はアニメの主人公はクラウンフィッシュという種類で、カクレクマノミとは違う魚です。舞台となったグレートバリアリーフはカクレクマノミの生息域ではないのです。

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