イエッタイガー(家虎)とは?その意味や起源は?嫌われる理由や禁止ライブも

歌を聞きに来ていた原告の怒りは、そういった行為を許しているライブの主催者へ向かい、ライブのやり直しを求めました。

イエッタイガーをする時の注意点

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多くの人が集まるライブという場所で、様々なトラブルにつながる可能性を持っているこのコール。ですが、根源にある「好きなアイドルを応援したい」という気持ちまで否定したい訳ではありません。

出演者も観客も楽しく同じ時間を過ごすために、事前に注意事項を知っておきたいものです。

イエッタイガーをする時の注意点①周りに気を配る

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否定的な考えを持っている人は、このコールに対して「周りへの配慮がない」「自分たちが楽しければ良い」という態度から、不快感を感じています。周りの人への気遣いを忘れずにいれば、お互いを阻害せずライブを楽しむことができるでしょう。

イエッタイガーをする時の注意点②ライブの世界観を考える

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イエッタイガーは特に、タイミング次第ではその世界観を壊してしまいやすいため、迷惑行為と見られる確率が高いでしょう。禁止事項が案内されているライブでは、過剰なコールやオタ芸を行った場合、退場となるケースもあります。

ライブやコンサートの構成は、主催者側の世界観や意図が込められています。その意図を汲んでライブを楽しむことができれば、ファン冥利に尽きるのではないでしょうか。

イエッタイガーをする時の注意点③ルールを確認しておく

ライブでコールをしたいと考えている人は、事前にそのライブでコールをしても問題ないか、どのコールであれば良いのか、ルールを確認してから行くようにしましょう。

コール歓迎というアイドルやライブも、もちろんあります。公認の場で思う存分楽しみましょう。

イエッタイガーと違って嫌われないコール?PPPHとは?

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PPPHは「ぱんぱぱんひゅー」の略語で、オタ芸の一種です。Bメロからサビへ繋がる部分で行われ、3回手拍子→「ヒュー」という掛け声→下から上に拳を突き上げジャンプする。というのが一連の動作です。

ハロプロ系のアイドルや声優のライブで主に使われ、ジャニーズのライブではCCCH(ちゃんちゃちゃんふー)という別バージョンが存在します。

イエッタイガーとPPPHの違い

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このコールも曲中に行われるコールですが、イエッタイガーほど疎ましく認識されていません。なぜかと言うと、アイドルやアニメの曲の多くはこのコールがうまく当て嵌るものが多いからです。

そのため、イエッタイガーは曲の雰囲気を壊すが、PPPHは曲調を守りながら行えるコール、というように認識されていることが多いです。

イエッタイガー同様に嫌われるコールも

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オタ芸には、今回ご紹介しているイエッタイガーなどの声を出すものを始め、クラップといった手拍子をするもの、サイリウムを振ったり、手や体を動かすものなど、多くの種類があります。

良否の論争ではイエッタイガーが突出していますが、他にも好まれていないコールが存在します。

嫌われるコール:咲クラ

咲クラは「咲きクラップ」のことを指します。こちらは、観客が手を挙げて手拍子をし、そのまま腕をゆっくり開いていく動作のものです。

手拍子と手拍子の間が長いため激しさはありませんが、曲が静かになったタイミングで行われることが多く、音が目立ちます。普通は手拍子をしないようなタイミングで入れられるため、不快に感じる人が少なくありません。

次々と生まれる新しいライブのカタチ

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ライブと言えば、観客が会場へ足を運び一つの場所で大勢が楽しむものでした。しかしそれも、近年ではライブ会場へ足を運ばずに目にすることが出来るようになりました。

生中継と言えば限られた番組でのみ行われるものでしたが、ネット環境が普及したことによりテレビやインターネット、スマートフォンを通して、当たり前に見かけるものとなりました。

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