無脳症の治療法は?
とても生存していくのが難しいですが、実のところ治療する手段はあるのでしょうか。脳の障害というのは、基本的に現代の医学ではどのケースでも治療するのは、とても大変です。そして、リスクもお金もとてもかかります。
治療法も未だなし
結論から言うと、世界の研究状況からいっても、残念ながら治療法は皆無です。多少の予防法はあるものの、治療となると近い未来に発見されることに託すしかありません。そして、生まれた場合に生存するための集中治療をうけることになりますが、しかしそこでも無脳症自体の治療法はありません。
無脳症という診断はいつわかる?エコーの特徴は?
妊娠中は、妊婦さんを含めご家族の方も、期待と喜びもありまうが、胎児の健康状態に対してはとても心配な時期でもあります。具体的に、どのくらいの時期に発覚するのでしょうか。また、どのようなやり方で診断できたり、母体の方に症状などはあるのでしょうか。
診断は妊娠4ヶ月以降
この症例は、妊娠してすぐにわかるようなものではありません。無脳症かどうかわかるための診断をする最短の時期は、妊娠してから最短で4か月以降の時期に調べることが可能です。その間、気が気でない方もいると思いますが、静かに愛情を持って見守りましょう。
無脳症の診断方法
ついに4月月を迎えたとこで診断に入ります。診断の方法は、主に超音波を使った検査で、出生するより前に調べることが可能です。さらに確実に調べるために、羊水や母体などの血清を調べます。A-フェトプロテインというものの値と、エコーでの診断と合わせて無脳症と診断される可能性があります。
エコー写真に見られる特徴
見え方としては、正常な胎児の頭と比べると小さかったり、はっきりとした丸みをおびていなかったりします。また、いびつであったり、実際にかけて見えたりもします。もしくは、もやもやしてぼやけて見えるといった特徴があります。
妊娠中に現れる症状
基本的には、無脳症の胎児が宿っていたとしても、妊娠して中盤くらいまでは自覚症状はありません。しかし、後半にさしかかってくると、羊水が多くなるなどの症状が見られます。量にすると、800ml以上になるようなら注意が必要です。
もし赤ちゃんが「無脳症」と診断されたら
不幸なことに、無脳症と言い渡された場合、おかあさんとそのご家族はどのように向き合っていくのでしょうか。お考え次第では、苦しく悲しい決断をしなくてはいけないかもしれません。また、参考までに実際に世の中の声についてもとりあげていきます。また、試練に立ち向かう決意をした人々もいます。