無脳症とは?エコーで見る特徴や発症の原因、予防法をご紹介

1000人に1人の確率で発症する「無脳症」。もし妊娠中に「無脳症」と判断されたら?無脳症になる原因と治療方法は?この記事では、無脳症についてと効果があるとされる予防方法、実際に無脳症と診断されたママさんのブログなどをまとめています。

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彼にはもう八十四日間も一匹の魚も釣れない日続いていた。 釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。

「無脳症」とは?

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大脳半球が無い、もしくは小さくなっている状態のことをいいます。基本的には、人は脳が無ければ長く生きることもできません。なので、基本的に先天的な状態で用いられることが圧倒的に多いです。まず、無脳症について医学的な見解についてわかりやすくご説明していきます。また、確率についても述べていきます。

神経学的奇形症の1つ

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神経学(脳やせき髄、末梢神経、脊柱に関する内科学の一つの分野)において、肉体の部分に異常があると判断される症状の一つです。大脳半球自体がまったく無い状態だったり、小さな塊のようになって縮んでしまっています。胎児などを指して無脳児と呼ばれたり、無頭蓋症という場合もあります。

大脳半球とは

脳の一部である大脳半球とは、生命を維持することに関しては直接関わらない部分のことを言います。精神機能や、文字を読んだり、身体を動かしたり、見たり、聴いたりするなどさまざまな機能をつかさどる部分です。いくら直接生命維持に関係がないといっても、この部分の働きができないということは、著しく生活が困難です。

発症する確率は約1000人に1人

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珍しく、あまり聞き覚えのない言葉ですが、なんと発症する確率はそんなに低くないです。人種や国などによって、確率は異なりますが、大まかなデータでいうと1000人に一人という低いどころか、さまざまな肉体へ支障をきたすもののなかでは高い確率と言えます。

もし赤ちゃんが無脳症で生まれてきたら?

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人間の核とも言える脳に異常があるということは、かなり深刻な問題です。はたしたこの症状を持つ胎児が生まれ出る確率はどのくらいなのでしょうか。そして、仮に生れ出たとしても、どのくらいの間生存をしていけるのでしょうか。とても過酷な状況が待ち受けてます。

出生率は25%

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妊娠4から5か月くらいから大脳が退化してしまうので、脳幹などの生命を保つための部分にまで影響を与えるケースも少なくないです。皮膚がなかったり、脳が露出してしまったり、目が欠損したりもします。なので、中絶などを含めて出生率は25%と低いです。

脳幹とは

中枢神経系を構成してる器官の集合体のことをいいます。そもそも中枢神経系とは何かというと、簡単に言うとたくさんの神経細胞が集まって、まとまってる領域のことをいいます。ちなみに、全身に分散している神経のことは末梢神経系と呼ばれています。

一年以上の生存は奇跡

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されに、なんとか母親から生まれることができたとしても、ほとんどの場合は1週間以内でなくなってしまうという恐ろしく低い生存率です。なので、一年以上と長い間生きるケースというのは、信じられないくらい奇跡と言えます。

無脳症になる原因は?

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実際はこの症状を発症しないように防ぐことは可能なのでしょうか。そこで、ここでは原因について追及していきます。また、具体的にはどのようなことを行えば少しでも確率をさげることができるのかついてもご紹介していきます。

原因は未だ不明

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実のところ、現代の医学では明確に何が影響を与えて起きるのかわかっていません。ただし、要因の一つに遺伝が関わっているとは言われています。また、もう一つの要因としては母体の栄養状態などによって引き起こる危険性が高まるというこもわかっています。

喫煙は発症リスクが高まる!?

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できる限りの予防策としてあげるものは、主にタバコを吸わないことです。実は、喫煙をおこなっている場合、無脳症になる確率が格段にあがるという説があります。妊娠中に身体を健康に保つものとしてトレイルミックスをご存知ですか。妊娠中でない方でも健康に気を使われてる方には、是非この記事をご覧になることをおすすめします。

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