そして寝ているときも夢を覚えていようと脳を稼働させている状態が常に続くことで心身共に疲弊していきます。睡眠不足からさらに精神的に落ち着かないようになってしまうので、無理にすることは避けましょう。
明晰夢と夢日記
Free-Photos / Pixabay
このように夢日記のメリット、デメリットを取り上げると明晰夢を見るには最適だと思う人もいるかもしれませんが、夢をコントロールできても精神や肉体はコントロールできないのです。明晰夢を見るために夢日記に固執しすぎないよう注意しましょう。
夢から歴史が生まれる
Mysticsartdesign / Pixabay
夢で見たもののおかげでアイディアがひらめいたりした経験はありませんか？過去の偉人や名作が生まれたきっかけが夢の中にあったという話があります。明晰夢とはかぎらないけれど、夢がきっかけならばそれは無意識のうちの明晰夢だった可能性も。いくつかご紹介していきます。
アインシュタイン
光の速度を証明した彼は、きっかけは夢であったと話しています。彼はある日、山の急斜面をソリで滑り降りる夢を見ました。そのソリは次第にスピードを加速させ、ついに光のような速さになったそう。そして目が覚めた彼はこの夢について瞑想し、相対性理論を発明したのです。
ビートルズ
誰しも一度は耳にしたことがあるであろう名曲「Yesterday」。ポール・マッカートニーは夢の中でこの曲のメロディーを作曲したのです。目が覚めた後もそのメロディーは記憶に残っていたため、それを再現し歌詞をつけたことで世界的に有名な曲が誕生したのです。
エリアス・ハウ
Tama66 / Pixabay
現代使われているミシンの原型を発明した人物です。彼は新たなミシンの開発に没頭していたが、思い通りの物は作れずにいたのです。そんなとき夢の中である国の王様に24時間以内にミシンを作らなければ死刑だと宣告されます。
しかし現実同様に針の目に問題に直面し、ミシンを作ることができなかった。彼は死刑執行される直前に兵士の持つ槍の先に穴があるのを見たのです。そして針の穴の位置を先端にするというアイディアが浮かび、これがきっかけで現代の形のミシンが発明されたのです。
メリットとデメリットを理解して明晰夢を楽しもう
Free-Photos / Pixabay
昔はただの噂話程度だった明晰夢も、今や科学的根拠まで発表されるまでになりました。誰にでも見ることができる可能性があるです。しかし、この記事にも書いたようにメリットとデメリットがあります。
安易な気持ちで手を出すと、もしかしたら取り返しのつかないようなことになるかもしれません。それらの危険性をよく理解したうえでそれでもやってみたいという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
猿夢に関する記事はこちら
タイムリープに関する記事はこちら
