なろう系「リゼロ」!原作のネタバレは?アニメはどこまで進んでる?
2012年にWEB小説として連載が始まり、現在までにアニメ化・ゲーム化・書籍化と各ジャンルで驚異的な人気を誇る異世界転生物語。ここでは大人気作品の概要について説明していきたいと思います。
「Re:ゼロから始める異世界生活」、通称「リゼロ」
著者である長月達平がWEB小説サイトに投稿したライトノベルの本作品。ファンの間では”リゼロ”と略され連載開始から現在に至るまで長年愛されている作品で幅広いファン層を持っている。異世界転生系の小説ではトップクラスの人気です。
現実にも異世界やパラレルワールドに興味を持っている人は大勢います。異世界へ行く方法として噂話や実践している人もいるようなので気になる方はこちらをご覧ください。実践は自己責任です、お気を付けください。
Web小説から書籍化、アニメ化、映画化まで!
WEBで連載が開始されてからというものの、あっという間に人気街道を突っ走り2014年には書籍化。2016年にはアニメ化したことで新たなファンを多く獲得。そしてアニメ放送から2年が経った2018年には映画化し大反響を得ました。
リゼロの原作web小説版と書籍版に違いはあるの?
本作品では原作となるWEB小説から書籍やアニメへと派生しています。WEB版と書籍版にはどのような違いがあるのかを簡単にですがまとめましたので、今後読むときの参考にしてみてください。
投稿サイト「小説家になろう」掲載が原作
「小説家になろう」とは、アカウント登録をすれば誰でも創作小説をネット上に公開できる小説投稿サイトです。読むだけの場合登録は必要ありませんが、読んでいる途中でしおりをつけたりなどの便利機能もあるので登録した方がスムーズに読めます。
原作版と書籍版の違いとは?
原作版と書籍版では出版社や出版元となる軸の部分が違います。一番大きな違いはここでしょう。書籍の方では若干ですが簡略されていたり、WEB小説に載っていた会話文などは少し短くなったり端折られているところもありますが、基本的なストーリーは同じです。
誤字脱字や表現の修正
WEB小説の方はもともと著者個人がネットに公開していたものであり校正などのは入っていませんでした。その点書籍版になるときに誤字脱字の訂正が入ったり、よりわかりやすくなるように表現の修正が行われました。
リゼ口のアニメは原作のどこまで進んでいる?
2016年に放送されたアニメ版では全25話で構成されていて、この間のストーリーは原作の3章までに該当します。ここではアニメ版をもとにどのようなストーリーだったかをご紹介。ネタバレはしたくないという方は注意!
第1章”怒涛の一日目”
この章は書籍では1巻、アニメ1~3話。引きこもり生活をする高校生の主人公スバルはコンビニに行った帰りに突然目の前の景色が変わり、異世界へと来てしまいました。見慣れぬ国で危機的状況の中、助けてくれたのが銀髪の美少女エミリア。その恩返しにとエミリアとお供の精霊パックと一緒に捜し物を協力をすることに。
その最中そこにいた人たちは何者かの襲撃によって死を迎えます。意識が途絶え死んだはずのスバルはなぜかこの世界に来たときと同じ場所で目を覚まし、そして同じ経緯を辿りまた死んでしまう。繰り返すうちにタイムリープだと気づき、捜し物を見つけたことでやっと生死のループから抜け出したのです。
第2章”激動の一週間”
書籍2~3巻、アニメでの4~11話にあたる。死のループから抜けだせたスバルはエミリアの住む屋敷で雇ってもらうことに。鬼族の双子メイドであるレムとラムによって使用人としての仕事を厳しく教え込まれます。屋敷へきてから3日後にエミリアとデートの約束をして眠ったが、目が覚めると屋敷へ来た初日に朝になっていた。
またもループが始まりを知り今度は順調に日を過ごすが、3日後には屋敷内で撲殺されます。屋敷初日に戻り今度こそ犯人を見つけようとしますが、レムに襲われ追い詰められた結果殺されてしまいます。信頼していた相手に殺されたこと、最初の死のループの回数と同じだけ死んだことで恐怖します。
誰にも会わず引きこもることでスバルは生き延びたが、今度は呪術師によってレムが殺されてしまう。このとき2者の殺害は関係がなく、レムがスバルを疑った要因は呪術師との関係怪しんだことによるものだったことがわかった。
誤解が解けたことで疑心暗鬼から抜け出せたスバル。そしてループを繰り返し全員を救えるように奮闘しながら、呪術師の正体は魔獣であったことを突き止め屋敷の仲間たちの協力のもと魔獣とその仲間たちを倒したのです。
第3章”再来の王都”
書籍4~9巻、アニメ12話~25話。アニメ一期の完結までになります。ループを繰り返し続けた結果、スバルの”マナ”が澱み治癒師に修復を頼みます。式典に出席するため王都へ向かうエミリア。”嫉妬の魔女”と呼ばれる者と外見が酷似していることで王都では不当な扱いを受けていることを知ったスバルは約束を破り式典へ乗り込む。
すれ違いの末に決別した2人。レムとスバルを残しエミリアは屋敷へと帰ってしまう。しかし魔女教の勢力がエミリアたちのもとへ向かっていると知った2人は助けるべく奮闘するが魔女教の仲間や白鯨の出現で為す術もなく王都の騎士たちに協力を求めるも拒否。
ループを繰り返す中で王都の者が白鯨を倒したいという意向を知り、白鯨出現の位置を教えることで交渉し、見事協力者を増やしたことで白鯨の討伐に成功したのです。そして死のループを繰り返しながらも魔女教にも勝利。エミリアを助けた理由を聞かれ、スバルは自身の気持ちを告白したのです。
一方レムは
アニメでは上記までのストーリーでしたが、原作の3章にはもう少し続きがありました。白鯨を倒したした後に都へ戻っていたレムは魔女教によって存在しなかった者とされ、眠り人へ。ループの中でそのことに気づいたスバルは助けるために自ら死に戻るが、セーブ地点ではすでにレムのことは無き者とされていた。
気になるリゼロアニメ版の続き!原作・書籍化はどこまで進んでいる?
皆がレムの記憶を無くしたまま次の章へ。このようにアニメ版は3章までの構成となりましたが、原作はまだまだ続いています。お次はアニメではまだ放送されていない原作側の続きをご紹介していきます。こちらもネタバレがありますので注意。
第4章”永遠の契約”
書籍版では10~15巻です。結界囲まれた”聖域”へ向かったスバルとエミリアは結界に閉じ込められた人々は人質をとり結界を説くことを要求。人質を救おうとしたエミリアだが魔女の試練を突破することができず、それを助けようと死のループをするスバル。魔女によって自分の死んだ後の世界を見せられ、悲しみに暮れる皆を見てしまう。
死のループは人を救うだけではないと思い知ったスバルは思い詰め、迷惑をかけずに死ぬべきだと考えるようになってしまう。それを見かねた”嫉妬の魔女”(エミリアに外見が酷似)に皆がスバルを大事に思っていること、自身を大切にするよう説得されたことで立ち向かうことを決意。様々な脅威に勝ち、騎士として仕えることになった。
第5章”歴史を刻む星々”
書籍16~19巻です。4章の件から1年後のお話。水門都市である”プリステラ”で会合の途中、魔女教に襲われ絶望的な状態に。応戦するも市民は龍や虫に姿を変えられてしまう。状況を好転させるべく賢者”シャウラ”が住んでいるとされるプレイアデス監視塔を目指す。
この章でもレムはスバル以外に忘れられた状態で話は進行していきます。このキャラは登場人物の中でも特にファンが多いので待ち遠しいでしょうが、いつその話について踏み込んでいくかも楽しみのひとつです。
第6章”記憶の回廊”
ここからはまだ書籍化されていないので、WEB派以外の方にネタバレになります。困難を乗り越え監視塔に行き着いたところで賢者の弟子だという少女に出会う。監視塔には3つの試練があること、クリアするとプレイアデスの情報が手に入ることを少女から聞きスバルたちはこれらの試練に立ち向かっていく。
現段階で6章67話で更新が止まっています。今後いつから更新再開され、最終回へと向かっていくのか今から楽しみですね。ファンの間では、7章でレムについての話になるのではと予想されています。
リゼロの最終回はいつ?作者が明言してる最終回とは!
2012年から連載がはじまり7年が経ちましたがこの人気作品の最終回はいつ頃なのでしょうか。WEB小説が更新が続いており、現段階では6章になります。今後どれくらいのストーリー展開があるのでしょう。
作者曰く「10章完結」
著者の長月達平さんがWEB版は10章で完結とおっしゃっていたのですが、その後に1章追加になる可能性があると公言していますが、ストーリーの展開が多く11~13章になるのではないかと言われています。
執筆スピードからの最終回を予想してみよう
2012年から執筆され2019年時点で6章までの進み具合なので、これまでのペースのままの更新で単純計算するとあと5、6年はかかるのではないでしょうか。最終話はどうなるのか今から待ちきれませんね。
リゼロを追いかけるなら原作と書籍化どっちを読むべき?
アニメから本作品のファンになった人も多いのではないでしょうか。アニメの次は小説が気になるところだと思いますが、どちらを読んだら良いか迷っている方へ両方のおすすめポイントを教えます。